高校生3人が育てたハボタンや改良ビオラなど販売します 京都・京丹波
ハボタンなどの正月飾りや今の時季から楽しめる草花の販売会が、京都府京丹波町須知の道の駅「丹波マーケス」に隣接する「丹のまち広場うるおい館」で開かれている。苗を育てた地元の須知高校生が自ら店頭に立つ初の試み。「新年準備や庭づくりに役立てば」と張り切る。 園芸作物部に所属する2年青木暉さん(17)、福阪天馬さん(17)、小久保亜和さん(16)の3人。 授業では体験しきれない実践的な作物の手入れや改良に、放課後を使って今春から取り組んできた。 販売会には、門松などと一緒に飾られるハボタン、12月に開花するように改良したアリッサム、小さな花がたくさん咲くように改良したビオラ、土地改良資材となる「もみ殻くん炭」などを並べる。 寒さを乗り越え、5月に赤い花を付けるクリムゾンクローバーなどもある。 青木さんは「どれも丹精込めて育てた自信作。多くの人に来てもらい、活動を知ってもらいたい」と話す。 ハボタンの寄せ植えは千円、苗は全て100円、もみ殻くん炭は2リットル100円。12月7、14、21、22日の午前9時半~午後0時半に開く。