60年愛される美味だれ焼き鳥、地元中学生が特別授業で歴史と魅力を再発見【長野・上田市】
上田市のご当地グルメ「美味だれ焼き鳥」。地域の食文化を学ぶ特別授業が中学校で開かれました。 ジューシーに焼けた鶏肉、それをすりおろしニンニクが入ったしょうゆベースのたれにつけて!上田市で60年以上愛されるソウルフード、「美味だれ焼き鳥」です。 市内で焼き鳥店を運営する会社が、地元の食文化を通して魅力を再発見してほしいと「特別授業」を開きました。 ■やきとり番長・小林誠社長 「すりおろしニンニクが入ったしょうゆベースのたれと定義しているが、(ニンニクは)どのくらい入っていると思う?3分の一くらい?半分?そうそう半分くらいはニンニクです」 美味だれ焼き鳥の歴史や、名前の由来などクイズ形式も交えて学びました。 「美味だれで委員会」によりますと、1955年ごろ(昭和30年代)上田市では焼き鳥店の数が増え、新しい食べ方として考案されたのがニンニクしょうゆだれの「美味だれ焼き鳥」だということです。 実際に、食べてみると… ■生徒(2年) 「うまっ!すりおろしニンニクの味が染みていて、しょうゆが好きなので、しょうゆが効いている」 ■生徒(2年) 「後からかけているけど、それでもニンニクを感じる」 中には、こんな生徒も… ■生徒(2年) 「僕は焼き鳥屋さんになりたいので、美味だれについて知っていたが、歴史や名前の由来まで知らなかった、色々なことを知ることが出来た」 ■やきとり番長・小林誠社長 「焼き鳥屋が高齢化で減りつつある。焼き鳥文化を若い人に知ってもらい、1人でも多く焼き鳥を好きになって、焼き鳥屋を目指す人がでてきてほしい」
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