真夏のエネルギーチャージになりそうな展示4選。
微粒子の呼吸 トーキョーアーツアンドスペースレジデンス2024 成果発表展 @トーキョーアーツアンドスペース本郷
某鬼と刃の人気漫画では「呼吸」が大事なモチーフになるが、呼吸は呼吸でも、今回は「微粒子の呼吸」展をご紹介。トーキョーアーツアンドスペース(TOKAS)が2006年より実施するレジデンス・プログラム「クリエーター・イン・レジデンス」。東京や世界の街を舞台に一定期間滞在しながら、制作やリサーチを行うプログラムだ。本展は、2023年度のプログラムに参加した5ヶ国 11 名のアーティストたちによる成果発表展となる。「都市を取り巻くエコロジー」をテーマにした作品を含む第1期、海外の提携機関での滞在制作の成果が披露される第2期と、異なるアーティストによる異なる作品がそれぞれ展開される。様々な作家たちの目を通して映し出される世界に、どんなことを感じるだろうか。どちらの会期も”全集中”して鑑賞しよう!
インフォメーション
微粒子の呼吸 トーキョーアーツアンドスペースレジデンス2024 成果発表展 会場:トーキョーアーツアンドスペース本郷 会期:第1期:2024年6月29日(土)~8月4日(日)、第2期:2024年8月17日(土)~9月22日(日) 休み:月曜日 (※7月15日、9月16日は開館)、7月16日(火)、9月17日(火) 時間:11:00~19:00(※入館は30分前まで) 料金:無料
舟越桂 森へ行く日 @彫刻の森美術館
今年の3月に逝去した彫刻家の舟越桂。人間の存在をテーマに、様々な”かたち”を模索し続けた作家である。彼が最期まで開催に尽力し、遺した展覧会が『彫刻の森美術館』にて開催される。「森へ行く日」と題された本展は、開館55周年を記念する展覧会として彼が準備をすすめていたものであり、その生涯を通じて人間とは何かを問い続けた彫刻家の、作品の変遷と創作の源に迫る展示となる。美しい緑とアートに囲まれた広大な野外美術館で舟越がどんな展覧会を鑑賞者に見せようとしていたのか、そのメッセージを受け取りに行こう!
インフォメーション
舟越桂 森へ行く日 会場:彫刻の森美術館 会期:2024年7月26日(金)~11月4日(月・休) 休み:なし(年中無休) 時間:9:00~17:00(入館は閉館の30分前まで) 料金:大人2,000円 text: Ryoma Uchida
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