投資をやっている人が多い都道府県TOP3、1位東京都、2位愛知県、3位は?
(6)投資をする上で最も重要なポイントが「ハイリスク・ハイリターンであること」の1位は東京都
最後に「投資をする上で最も重要なポイント」を尋ね、それぞれの項目の割合が高い都道府県をランキング化し、全体と比較した。最も重要なポイントが「ハイリスク・ハイリターンであること」(11.6%)「ミドルリスク・ミドルリターンであること」(17.1%)の1位は東京都、「ローリスク・ローリターンであること」の1位は岐阜県(21.9%)、「手軽さ」の1位は山梨県(28.2%)、「節税効果が見込めること」の1位は富山県(17.0%)となり、いずれも全体より8ポイント以上高い回答率となった。
総括
本調査にて、投資額や投資商品・サービスの利用率、投資をはじめた年齢などさまざまな観点から、投資意識の高まりが地域に限らず広がっていることが読み取れた。 また、(5)の投資商品・サービスの利用率と(6)の投資をする上で重要視するポイントの設問同士の関連性もみられた。例えば、FXや暗号資産の利用率が1位であった東京都は、投資をする上で「ハイリスク・ハイリターンであること」を重要視する傾向だった。(6)内で「節税効果が見込めること」を重要視する富山県は、(5)の設問ではNISAの利用率が2位だった。これらことから、投資意識や投資行動に対しても県民性があらわれているようだ。 (※1)金融庁「リスク性金融商品販売に係る顧客意識調査結果」(2024年7月5日発表) (※2)「『金融スキマ世代』の47都道府県・7地方別、投資への意識と実態調査を実施」(2023年10月3日発表) (※3)ポイント投資:現金の代わりに企業などが提供するサービスを通じて溜まったポイントを利用した投資 <調査概要> ・調査期間:2024年8月30日(金)~9月5日(木) ・調査パネル:株式会社GA technologies調べ、株式会社ジャストシステム(Fastask)のアンケートパネルを利用 ・対象:20~60代の男女(学生を除く) ・回答者数:9,169名(内訳:投資を「現在やっている」3,545名、「過去やっていた」726名、「やったことがないが関心はある」2,361名、「やったことがなく関心もない」2,537名) ・調査方法:インターネット調査 ※回答率(%)は小数点第2位を四捨五入し、小数点第1位までを表示しているため、合計数値は必ずしも100%とはならない場合がある。 出典:GAテクノロジーズ調べ「47都道府県別の投資意識と実態調査2024」 構成/こじへい
@DIME編集部