激戦のドリームレースを終えて 1着松浦悠士「あそこに入らないと」2着脇本雄太「前の踏み合いが凄く」/オールスター競輪
平塚競輪場のナイター「第67回オールスター競輪(GI)」は、13日、初日が終了した。12レースのドリームレースを走った選手に話を聞いた。(町田洋一)
松浦悠士(1着)
近畿より前が良かったけどスタートで負けて、あの位置になった。前がどうなっているか分からず、裕友の後輪だけを見ていた。一旦、待ったけど、きつそうだったので、内に降りてコースに入った。そうでないと、眞杉君が入ってくるので。狭いコースだったけど、あそこに入らないと頭がない。着通りで、感じも良いです。
脇本雄太(2着)
立ち遅れないレースを心掛けていた。前の踏み合いが凄く、ケリが付いてから仕掛けた。正式に言えば、深谷君の番手捲りを乗り越えていない。疲労の蓄積になるレースだったし、1日、休めるのは大きい。
古性優作(3着)
作戦は特になく、脇本さんが走りやすい様に援護しようと。良いタイミングで行ってくれたし、強かったですね。脇本さんの内に行く考えは全くなかった。アクシデントを誘発する可能性もあったので。松浦君が入って行くのも見えたけど、力勝負で外を踏んだ。
深谷知広(4着)
あの踏み合いになったら、北井君に頑張ろうと話していました。新山君を出させなかったし強かったですね。バックから、自分で仕掛けたけど、脚力が足りなかった。
清水裕友(5着)
(グランプリを念頭にして)同じ様なメンバーで、同じ様な負け方をした。学習能力がなかった。先に切るかは悩んだけど、仕掛けたタイミングは悪くなかった。だけど、場所が悪かったし、このメンバーで、あの位置では厳しい。
佐藤慎太郎(7着)
親父狩りにあった。あの意地のぶつかり合いは凄かった。もし、深谷の後ろに切り替えていても、脚を削られていたし、同じだったと思う。新山君の頑張りを見て、脚は残っていないと思ったけど、迎え入れた。