1軍の“主力”になれない…?中日、出場機会に飢える選手(2)まさかのファームでも“絶不調”に
2024年シーズンは、開幕ダッシュに成功した中日ドラゴンズ。現在は調子を落としているが、投手層の厚さに加え、新戦力も活躍を見せている。一方で、ライバル選手の躍進などによって、出場機会に恵まれていない選手も存在する。今回は、一軍での出場機会が限られそうな中日の選手を取り上げたい。
鵜飼航丞
投打:右投右打 身長/体重:182cm/100kg 生年月日:1999年5月30日 経歴:中京大中京高 - 駒沢大 ドラフト:2021年ドラフト2位 一発長打が魅力の鵜飼航丞だが、今季はファームでも成績を残せていない。 中京大中京高で高校通算56本塁打を放った鵜飼。駒澤大では2年秋から実力を発揮し、4年秋にはベストナインを獲得した。 その後、2021年ドラフト2位で中日ドラゴンズから指名を受け、プロ入りを実現させた。 ルーキーイヤーは、開幕直後の3月にプロ初本塁打を放つなど実力を示したが、7月には左脚の負傷で離脱。同年は59試合に出場し、打率.206、4本塁打、16打点の成績で終えた。 飛躍が期待された昨季は、開幕一軍を勝ち取れず、二軍での生活が増える形に。一軍では41試合の出場で打率.143、3本塁打、5打点と数字を落とした。 意地を見せたい今季は、オープン戦から17試合に出場し、打率.294を記録したものの開幕一軍とはならなかった。 オープン戦ではまずまずの数字を残した鵜飼だが、現在はファームでも打率1割台で本塁打ゼロ。細川成也や上林誠知などのライバルがいる中、今の状態だと一軍出場は厳しそうだ。
ベースボールチャンネル編集部