【パイレーツ0－3パドレス】＠ペトコ・パーク

6回無失点で自身初の2ケタ勝利を達成したパドレスのマイケル・キング（MLB Advanced Media）

　日本時間8月14日、パドレスは本拠地ペトコ・パークでのパイレーツ3連戦の2戦目を迎え、先発のマイケル・キングから始まる4投手のリレーでパイレーツ打線をシャットアウト。3対0で勝利して貯金を今季最多の15とし、あすの最終戦を残して3連戦の勝ち越しを決めるとともに、ドジャースと3.5ゲーム差の地区2位タイの座をキープした。キングは6回10奪三振無失点で初の2ケタ勝利となる10勝目（6敗）を挙げ、4番手のロベルト・スアレスが27セーブ目を記録。パイレーツ先発のルイス・L・オルティスは3敗目（5勝）を喫した。 【動画】パドレスのデービッド・ペラルタが5号ソロを放つ 　パドレスは初回にルイス・アライズの四球と盗塁から無死満塁とチャンスを広げ、マニー・マチャドの犠飛で1点を先制。先発のキングが無失点ピッチングを続けるなか、5回裏にはデービッド・ペラルタの5号ソロで待望の追加点を奪った。7回表は2番手のジェイソン・アダム、8回表は3番手のタナー・スコットが無失点に抑え、8回裏にマチャドのタイムリーで3点目をゲット。最終回は守護神スアレスが締めくくり、3対0で完封勝利を収めた。 　ナ・リーグ西地区では、ドジャースが後半戦にメジャー全体3位の勝率.652（15勝8敗）を記録し、首位に立っているが、そのドジャースを上回る勝率を残しているのが2位タイに並ぶパドレスとダイヤモンドバックスだ。ダイヤモンドバックスは19勝5敗（勝率.792）と絶好調だが、パドレスはそれを上回る18勝4敗（勝率.818）を記録。2チームがドジャース以上の快進撃を見せ、首位にプレッシャーを与え続けている。レギュラーシーズンはまだ40試合以上残っており、最後の最後まで熾烈な優勝争いが見られるかもしれない。