小学生の放課後の過ごし方とは?保護者の悩みと解決策も解説
留守番をさせるのが心配になる
小学校の放課後に子どもだけで留守番をしないといけない場合、親としてとても不安に感じるものです。1人でいるときに体調不良に見舞われたり不審者が訪ねてきたり、ともすると災害が起きたりすることもあるかもしれません。 小学生1人での留守番には心配がつきものなので、いつでも両親と連絡が取れるような体制を築いておくことは非常に大切です。また留守番のときには誰かがチャイムを鳴らしても出ないこと、電話にも出ないこと、火を使わないことなどのルールを決めておきましょう。
時間を無駄に使っていると不安に感じる
放課後に子どもが1人でいると、「時間を無駄に使っているのでは?」と不安になることもあるかもしれません。家に帰ってきて、部屋で眠ったり漫画を読んだり、何もしていない時間を過ごしていることも不安なものでしょう。 もっと時間を有効活用させたいと思われるなら、習い事を始めてみたり、課外活動に参加してみたりするのがおすすめ。子どもにとって興味のあることに参加すれば、本人も楽しく、時間を無駄にしない過ごし方ができるようになります。
遊び相手の保護者の連絡先がわからない
小学校に入学すると、子どもの遊び相手の保護者の連絡先がわからないことも少なくありません。時間通りに帰ってこなかったとき、遊んでいるお宅の連絡先がわからなければ不安になるものです。 対策法は子どもから、いつも一緒に遊んでいる友だちの情報を聞いておくこと。そして親同士で連絡先を交換して、交流を深めることが第一です。 小学校に入学した後は、環境の変化から大変なことが多くなります。「小1の壁」に悩むこともあるでしょう。小学校に入学するにあたり不安がある方は、ぜひこちらの記事も参考にしてください。 【別記事】小1の壁とは? 仕事と子育ての両立が難しくなる原因と乗り越え方
小学生の放課後の注意点
それでは最後に、小学校に通う子どもの放課後の過ごし方について注意点を見ていきましょう。 ・外出時の危険について教えておくこと ・適度な水分補給ができるように水筒を持たせること ・一緒にいる友だちの名前と連絡先を伝えてもらうこと ・大人数で遊ぶことを推奨すること 小学校の放課後の時間には、友だちと一緒に外で遊ぶことも多いでしょう。そこで大切になるのは、外出時の危険について教えておくことと、水分補給をするように伝えることです。自宅周辺に危険な場所があれば、一緒にいって安全に過ごすためのポイントを教えてあげるのも良いでしょう。 また出かけるときは一緒にいる友だちの名前や連絡先を把握しておくことも大切です。大人数で遊ぶ方が危険に遭うリスクは少ないので、できれば多くの友だちと遊ぶことを推奨してください。
小学校の放課後の過ごし方は安全性に気を配って
小学生になると、小学校が終わった後の放課後の過ごし方が問題となることがあります。子どもだけで過ごすとなると、安全性が不安になることもあるでしょう。 もし子どもが1人で過ごす時間が長くなるようであれば、習い事をさせたり、学童保育に預けたりするのもひとつの方法です。子どもたちだけで遊ぶときには、危険な場所や事件や事故を回避する方法を教えてあげましょう。保護者の方が安全に過ごせるよう導いてあげることが大切です。
相場千恵子(シンクアフフェーズ)