シリーズ最新作は8月9日から公開

　幅広い世代から愛され続ける人気アニメ「映画クレヨンしんちゃん」シリーズの31作目「映画クレヨンしんちゃん　オラたちの恐竜日記」が、8月9日から全国で公開されます。映画.comでは、歴代の劇場版31本（30本＋3DCGの番外編1本）を一覧化。ストーリーはもちろん、ゲスト声優、興行収入をまとめてご紹介します。 【歴代全作品】「映画クレヨンしんちゃん」パッケージビジュアル一覧 ▽第1作「映画クレヨンしんちゃん アクション仮面VSハイグレ魔王」（1993年／93分／本郷みつる監督） 【あらすじ】 しんのすけ、みさえ、ひろしの野原家3人は、海岸で不思議なアトラクション館に足を踏み入れるが、外に出たとき周囲はなんと、テレビ番組さながら悪のハイグレ魔王と腹巻きレディ、Tバック男爵らの一味が侵略を開始していて騒然となっていた。そこは実は、しんのすけたちが住んでいる世界とうり二つのパラレルワールド。駄菓子屋で「アクション仮面スナック」の幻のカードを引き当てたしんのすけはアクション戦士に選ばれたのだったが、アクション仮面を呼ぶアクション・ストーンをアメ玉と間違えて飲み込んでしまう。 ●ゲスト声優：なし ●興行収入：22.2億円 ▽第2作「映画クレヨンしんちゃん ブリブリ王国の秘宝」（1994年／93分／本郷みつる監督） 【あらすじ】 しんのすけは商店街の福引を当て、ひろし、みさえと南の島のブリブリ王国へ。だがそれは、王国の秘宝を狙う秘密結社ホワイトスネーク団の罠だった。誘拐されたスンノケシ王子とうりふたつだったしんのすけは、親衛隊の美人少佐ルルの努力にもかかわらず、ホワイトスネーク団の参謀ミスター・ハブと部下ニーナ＆サリーに連れ去られる。王子としんちゃんは秘宝の扉を開けるために利用され、ホワイトスネーク団のボス、アナコンダ伯爵は、なんでも願いをかなえてくれるブリブリ魔人を手に入れてしまう。 ●ゲスト声優：小宮悦子 （小宮悦子役） ●興行収入：20.6億円 ▽第3作「映画クレヨンしんちゃん 雲黒斎の野望」（1995年／96分／本郷みつる監督） 【あらすじ】 戦国時代での異常をキャッチしたタイム・パトロール隊員のリングは、何者かによって攻撃を受け、1995年の世界に不時着する。そこが野原家の地下だったことから、身動きの取れないリングはシロに発信器を装着して野原一家に協力をもとめた。時間犯罪者の破壊活動を阻止するために立ちあがったしんのすけは、両親とシロとともに戦国時代へタイムスリップ。戦国時代で吹雪丸という少年剣士に出会ったしんのすけたちは、雲黒斎に殺された吹雪丸の両親の敵討ちの旅に出発する。 ●ゲスト声優：なし ●興行収入：14.2億円 ▽第4作「映画クレヨンしんちゃん ヘンダーランドの大冒険」（1996年／93分／本郷みつる監督） 【あらすじ】 幼稚園の春の遠足でテーマパーク「ヘンダーランド」に出かけたしんのすけは、サーカス小屋のテントでメモリ・ミモリという異次元王国ヘンダーランドの王女と出会う。魔女のマカオとジョマによって閉じこめられていたミモリを助けようとするも手下の妨害で救出に失敗してしまうが、彼女の心が宿った人形のトッペマ・マペットから魔法のトランプを託され、ヘンダーランドを救ってほしいと頼まれる。その後、トランプを取り返すために野原家を訪れた雪だるまのス・ノーマン・パーにひろしとみさえを連れ去られてしまい、しんのすけは両親を助けるためにヘンダーランドへと向かう。 ●ゲスト声優：雛形あきこ （雛形あきこ役） ●興行収入：12億円 ▽第5作「映画クレヨンしんちゃん 暗黒タマタマ大追跡」（1997年／100分／原恵一監督） 【あらすじ】 愛犬シロを連れて散歩していたしんのすけは、珠由良ブラザーズの長男・ローズが落とした光る玉をこっそりと持ち帰る。それは、伝説の魔人ジャークを封じ込めた埴輪の鍵となる一対の玉のひとつだった。珠由良ブラザーズは慌ててしんのすけの行方を探しはじめ、もうひとつの玉をもっているチーママ・マホ率いるホステス軍団もしんのすけをマークしはじめていた。しんのすけが持ち帰った玉を妹のひまわりが飲みこんでしまったため、ローズたちはやむなく野原一家全員を新宿2丁目のバーに連れ去ることに。 ●ゲスト声優：臼井儀人（マンガ家役） ●興行収入：11.3億円 ▽第6作「映画クレヨンしんちゃん 電撃!ブタのヒヅメ大作戦」（1998年／95分／原恵一監督） 【あらすじ】 東京湾で屋形船の宴会に興じるふたば幼稚園の先生と園児たちに、世界の平和を守る秘密組織SML（正義の味方ラブ）の隊員・コードネーム「お色気」が助けを求めてきた。世界征服をたくらむ悪の秘密結社ブタのヒヅメから極秘ディスクを盗みだしたお色気は、ディスクを奪い返そうとするブタのヒヅメによって、しんのすけら5人の園児とともに飛行船に乗せられ、ブタのヒヅメのボスがいる本部基地へ連れていかれてしまう。一方、しんのすけが行方不明になったことを知ったひろしとみさえの前に、SMLの隊員を名乗る「筋肉」が姿をみせる。 ●ゲスト声優：IZAM（SHAZNA／IZAM役）、臼井儀人（マンガ家役） ●興行収入：10.6億円 ▽第7作「映画クレヨンしんちゃん 爆発!温泉わくわく大決戦」（1999年／98分／原恵一監督） 【あらすじ】 職員旅行で奥秩父の温泉に出かけたふたば幼稚園の先生たちが、巨大な怪獣を目撃。取り調べを受けて足止めされたことから幼稚園は休みになった。この知らせに喜んだしんのすけは、早速留守番をサボって散歩に出かけ、丹波と名乗る男性と出会う。それから数日後、野原一家は全国の温泉を秘かに管理・維持する政府機関「温泉Gメン」の基地に連れさられてしまう。地球全体を温泉にして風呂好きな人たちを溺死させるという「地球温泉化計画」を、風呂を嫌う組織「YUZAME」が極秘裡に進めており、その陰謀を阻止するために必要な伝説の温泉“金の魂の湯”が野原家の地下に存在するというのだ。 ●ゲスト声優：丹波哲郎 （温泉の精役）、臼井義人（マンガ家役） ●興行収入：9.4億円 ▽第8作「映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶジャングル」（2000年／80分／原恵一監督） 【あらすじ】 アクション仮面の新作映画を南の海で見る特別ツアーに家族とカスカベ防衛隊の仲間で参加し、豪華客船でのクルーズを満喫していた、しんのすけ。アクション仮面も参加する船上試写会がはじまったところで、大人たちが謎のサルたちに連れていかれてしまう。困ったカスカベ防衛隊は、大人たちを助けるために怪しげな島に上陸。大人たちが囚われているサイケな船にたどりつくと、そこには謎のサルたちを操って世界支配をたくらむ巨大なアフロヘアのファンキーな男・パラダイスキングが待ち構えていた。 ●ゲスト声優：小林幸子 （ペガサス役） ●興行収入：11億円 ▽第9作「映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ! オトナ帝国の逆襲」（2001年／89分／原恵一監督） 【あらすじ】 テーマパーク「20世紀博」にハマったひろしとみさえが、大人であることを放棄して、しんのすけとひまわりの前から姿を消し、春日部じゅうの大人たちがいなくなってしまった。その夜ラジオから「イエスタディワンスモア」と名乗る組織のリーダーであるケンとチャコが、見捨てられた子どもたちに投降するよう呼びかけてきた。ケンたちは、未来に希望をもてなくなった大人たちを洗脳し、大人だけの楽園“オトナ帝国”の建設をたくらんでいた。しんのすけらは、ケンたちの計画から大人たちと自分たちの未来を取りもどすべく20世紀博に乗りこむ。 ●ゲスト声優：小堺一機（テレビの声役）、関根勤（テレビの声役） ●興行収入：14.5億円 ▽第10作「映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦」（2002年／95分／原恵一監督） 【あらすじ】 天正2年（1574年）にタイムスリップしたしんのすけは、青空侍と呼ばれる又兵衛に春日城へと案内され、夢のなかで見たお姉さんと会う。そのお姉さんは城の当主・春日康綱の娘で、大蔵井高虎という大名と政略結婚させられることになっていた。又兵衛と姫が秘かに互いを思いあっていることをしんのすけは察するが、身分の違いから2人ともその思いを打ち明けられずにいた。その後、しんのすけを心配したひろしやみさえたちも春日城にやってくるが、どうしたら元の世界に戻れるかは分からない。そうこうするうち、康綱の心変わりで政略結婚を断られた高虎が戦を仕掛けてきて、大規模な合戦が勃発する。 ●ゲスト声優：宮迫博之（彦蔵役）、蛍原徹（儀助役）、ダンス☆マン（鉄砲足軽役） ●興行収入：13億円 ▽第11作「映画クレヨンしんちゃん　嵐を呼ぶ栄光のヤキニクロード」（2003年／88分／水島努監督） 【あらすじ】 晩ご飯が高級焼肉だと聞いて大喜びの野原一家の前に、謎のおじさんたちが現れ、自分たちと一緒に来るよう告げる。とっさに逃げ出した野原一家だったが、何故か全国指名手配となり、凶悪犯一家として追われる身になってしまう。自分たちを狙っているのが「有限会社スゥートボーイズ」だと知った野原一家は、「あいつらのボスに会って誤解を解けば、今夜は家で焼肉が食える！　帰って焼肉だ！」と決意し、熱海にあるスゥートボーイズの本部を目指す。 ●ゲスト声優：華原朋美（トモちゃん役） ●興行収入：13億5000万円 ▽第12作「映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ夕陽のカスカベボーイズ」（2004年／96分／水島努監督） 【あらすじ】 路地裏の映画館「カスカベ座」で遊んでいたしんのすけたちは、映画の中に迷い込んでしまう。そこはジャスティスという悪徳知事が支配する西部劇の世界だった。迷い込んだ人々は、そこでの生活になじむと、次第に過去を忘れ、その世界の住人になってしまう。そんななかでもカスカベに帰りたいと願い続けるしんのすけは、「この世界のもとになっている映画を完成させれば、元の世界に戻れる」ことに気づき、少女つばきや映画オタクのマイクらとともに立ち上がる。 ●ゲスト声優：NO PLAN（内村光良、さまぁ～ず、TIM、ふかわりょう） ●興行収入：12億8000万円 ▽第13作「映画クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶブリブリ3分ポッキリ大進撃」（2005年／92分／ムトウユージ監督） 【あらすじ】 いつもの日常を送る野原一家の前に、遥か未来から派遣された時空調整員ミライマンが現れる。ミライマンは「時空の歪みから次々とやってくる怪獣たちを3分以内に倒して、もとの世界に帰してほしい」と告げ、野原一家は正義のヒーローに変身して戦うことになる。次第にひろしとみさえは怪獣退治にのめりこみ、ヒーロー活動以外はすっかり無気力に。仕事や育児を放棄して、ひまわりの世話もしんのすけに押しつけてしまう。 ●ゲスト声優：坂井真紀（坂井真紀役）、波田陽区（ギター侍役）、村井國夫（ミライマン役） ●興行収入：13億円 ▽第14作「映画クレヨンしんちゃん　伝説を呼ぶ　踊れ！アミーゴ！」（2006年／90分／ムトウユージ監督） 【あらすじ】 しんのすけが暮らすカスカベに、ナゾの「そっくり人間」がいつの間にか本物の人間とすり替わってしまう「世界サンバ化計画」の魔の手が忍び寄る。しんのすけらの周囲の大人も次第に様子がおかしくなり、幼稚園の先生たちも激しくサンバを踊りだす。野原一家は国際秘密組織SRIの女性捜査官ジャッキーによって危ないところを救出されるが、すでにカスカベはそっくり人間で埋めつくされていた。逃げ延びた野原一家と子どもたちは、そっくり人間の正体に迫りながら、カスカベの人を救うべく奮闘する。 ●ゲスト声優：長州小力（バーのママ役）、セイン・カミュ（SRI隊長役） ●興行収入：13億8000万円 ▽第15作「映画クレヨンしんちゃん　嵐を呼ぶ歌うケツだけ爆弾！」（2007年／102分／ムトウユージ監督） 【あらすじ】 野原家の愛犬シロのお尻に「ケツだけ星人」が落とした爆弾がくっついてしまった。おしめのような見た目の爆弾は、地球を破壊するほどの爆発力を持つという。宇宙監視センター「UNTI」が爆弾回収のために動き出し、さらには美人テロ集団「ひなぎく歌劇団」も爆弾を手に入れて全人類をひざまずかせるためにシロを狙う。ついにUNTIが野原家を直接訪問し、「シロをロケットに乗せ、爆弾を宇宙で爆破させる」という計画を聞かされたしんのすけは、シロを連れて逃亡する。 ●ゲスト声優：戸田恵子（お駒夫人）、京本政樹（時雨院時常役）、折井あゆみ（「AKB48」／くらら役）、大島麻衣（「AKB48」／さらら役）、今井優（「AKB48」／空港の歌劇団員）、浦野一美（「AKB48」／新人女性隊員役）、野呂佳代（「AKB48」／先輩女性隊員役） ●興行収入：15億5000万円 ▽第16作「映画クレヨンしんちゃん　ちょー嵐を呼ぶ　金矛（きんぽこ）の勇者！」（2008年／93分／本郷みつる監督） 【あらすじ】 闇の世界「ドン・クラーイ」で、「選ばれし勇者」に地球とドン・クラーイを結ぶ「闇の扉」を開けさせる計画が進められていた。実は、しんのすけこそが選ばれし勇者だった――。そうとは知らないしんのすけは、セクシー美女にそそのかされ闇の扉を開けてしまう。闇の影響によって野原家に災難がふりかかり、勇者を守る少年マタ・タミからこのままでは地球は闇に支配されてしまうと知らされたしんのすけは、闇との戦いに身を投じていく。 ●ゲスト声優：小島よしお（歌のお兄さん役） ●興行収入：12億3000万円 ▽第17作「映画クレヨンしんちゃん　オタケベ！カスカベ野生王国」（2009年／97分／しぎのあきら監督） 【あらすじ】 新町長・四膳守の主導のもと、エコ活動の一環でゴミ拾いをしていたしんのすけは、河原でおいしそうなドリンクを発見する。しかしそのドリンクは、四膳が推進する究極のエコ活動「人類動物化計画」の第一歩だった。しんのすけが冷蔵庫で冷やしておいたドリンクを勝手に飲んでしまったひろしとみさえは、ニワトリとヒョウに変身してしまう。そんな矢先、謎の集団が野原家に襲来。ひろしやみさえ、そして「かすかべ防衛隊」は車に乗り込み逃亡しようとするが……。 ●ゲスト声優：山本高広（ブンベツ役）、山寺宏一（四膳守役）、ジェロ（本人役） ●興行収入：10億円 ▽第18作「映画クレヨンしんちゃん　超時空！嵐を呼ぶオラの花嫁」（2010年／100分／しぎのあきら監督） 【あらすじ】 ある日、未来都市ネオトキオから、しんのすけの未来の婚約者を名乗る女性・タミコがタイムマシンでやって来る。タミコいわく、未来のしんのすけは、タミコの父親でネオトキオの支配者である金有増蔵に捕らえられ、5歳のしんのすけの助けを必要としているという。そうしてタミコとともに未来にやって来たしんのすけだったが、その行く手には金有の刺客「花嫁（希望）軍団」が立ちはだかり、2人を金有のもとに連行しようとする。 ●ゲスト声優：黒沢かずこ（森三中／黒沢役）、椿鬼奴（椿役）、近藤春菜（ハリセンボン／春菜役）、いとうあさこ（あさこ役）、はるな愛（愛役） ●興行収入：12億5000万円 ▽第19作「映画クレヨンしんちゃん　嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦」（2011年／107分／増井壮一監督） 【あらすじ】 しんのすけのもとに、憧れのヒーロー「アクション仮面」からメッセージが届き、しんのすけがアクションスパイに選ばれたと告げられる。アクションスパイとは、アクション仮面の仲間として戦いを陰で支える存在。少女レモンとコンビを組むことになったしんのすけだったが、初任務に大苦戦。その翌日、2人は「ある国に住む悪の博士からカプセルを奪い返してほしい」という新たな任務を受ける。しんのすけは任務に向けて、レモンとのスパイ訓練を開始するが……。 ●ゲスト声優：村上信五（ジャガー役）、大倉忠義（マッシュ役） ●興行収入：12億円 ▽第20作「映画クレヨンしんちゃん　嵐を呼ぶ！オラと宇宙のプリンセス」（2012年／110分／増井壮一監督） 【あらすじ】 ある日、ささいなことで妹のひまわりと喧嘩したしんのすけは、突然現れた謎の男2人組に言われるまま「ひまわりをお姫様として預ける」という契約書にサインしてしまう。UFOに吸い込まれ、地球の兄弟星「ヒマワリ星」へと連れて行かれた野原一家は、ひまわりがお姫様にならなければ、地球もヒマワリ星も消滅するということを知る。しかし、ひまわりがお姫様になれば、家族とは永遠に離れ離れになってしまう。 ●ゲスト声優：藤井隆（イケメンA役）、田中直樹（ココリコ／イケメンB役）、遠藤章造（ココリコ／イケメンC役）、土田晃之（イケメンD役）、羽鳥慎一（ハトリシン役） ●興行収入：9億8000万円 ▽第21作「映画クレヨンしんちゃん　バカうまっ!B級グルメサバイバル!!」（2013年／95分／橋本昌和監督） 【あらすじ】 B級グルメが集う「B級グルメカーニバル」に出かけようとしたしんのすけたち春日部防衛隊は、謎の男から日本のB級グルメを守る「伝説のソース」をカーニバル会場まで運ぶよう託される。しかし、B級グルメを滅ぼそうと企む「世界A級グルメ機構」がソースを狙って襲ってくる。 ●ゲスト声優：コロッケ（下町コロッケどん役）、渡辺直美（しょうがの紅子役）、川越達也（川越シェフ役） ●興行収入：13億円 ▽第22作「映画クレヨンしんちゃん　ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん」（2014年／97分／高橋渉監督） 【あらすじ】ある日、ぎっくり腰を治しにマッサージに出かけたひろしが、突然ロボットになって帰ってくる。妻のみさえは驚き戸惑うが、ロボットになったひろしは料理も家事もでき、リモコン操作も可能で便利だった。しかし、それらはすべて、家庭での立場が弱くなってしまった日本の父親たちの復権を目論む謎の組織「父ゆれ同盟（父よ、勇気で立ち上がれ同盟）」の陰謀によるもので、やがて正気を失った父親たちによる「父親革命」が勃発。野原家や春日部市は崩壊寸前の危機に陥るが、ロボットのひろしが息子しんのすけとともに立ちあがる。 ●ゲスト声優：武井咲（段々原照代役）、コロッケ（頑馬博士役） ●興行収入：18.3億円 ▽第23作「映画クレヨンしんちゃん　オラの引越し物語　サボテン大襲撃」（2015年／104分／橋本昌和監督） 【あらすじ】 映画シリーズでは初めて野原家が春日部から引っ越し、メキシコの地でかつてない騒動に巻き込まれる姿を描く。父ひろしの転勤が決まり、慣れ親しんだ春日部の地に別れを告げることになった野原一家。しかし、その行き先はまさかのメキシコ。メキシコのお姉さんはみんなスタイル抜群と聞いたしんのすけは喜んで旅立つが、そんな野原一家を動く人食いキラーサボテンが待ち受けていた。しんのすけたちは、メキシコのご近所さんたちと一緒にサボテンに立ち向かう。 ●ゲスト声優：指原莉乃（スマホ役）、中野聡子（日本エレキテル連合／細貝さん役）、橋本小雪（日本エレキテル連合／朱美ちゃん役）、宇賀なつみ（ウガ・アーナ役） ●興行収入：22.9億円 ▽第24作「映画クレヨンしんちゃん　爆睡!ユメミーワールド大突撃」（2016年／97分／高橋渉監督） 【あらすじ】 劇団ひとりがアニメ脚本に初挑戦し、高橋渉監督と共同で脚本を執筆。突如現れた巨大な謎の生き物によって夢の世界にやってきたしんのすけたち。そこでは誰もが見たい夢を見ることができ、風間くんは政治家に、ネネちゃんはアイドルになるなど、皆が楽しい夢の時間を過ごす。しかし、その楽しい時間もつかの間、謎めいた転校生サキの出現により、人々は悪夢の世界に閉じ込められていく。 ●ゲスト声優：大和田獏（大和田獏役）、城咲仁（城咲仁役）、とにかく明るい安村（とにかく明るい安村役）、吉瀬美智子（貫庭玉サユリ役）、安田顕（貫庭玉夢彦役） ●興行収入：21.1億円 ▽第25作「映画クレヨンしんちゃん　襲来!!宇宙人シリリ」（2017年／103分／橋本昌和監督） 【あらすじ】 ある日、野原家に宇宙人シリリがやって来くるが、シリリの発する謎のビームによってひろしとみさえが25歳若返り、子どもの姿になってしまう。日本のどこかにいるシリリの父親のもとに行かないと、ひろしとみさえは大人の姿に戻ることができないという。シリリをしんのすけのオシリに隠し、子どもだけになってしまった野原一家は、シリリの父親捜して日本を縦断する旅に出る。 ●ゲスト声優：宮迫博之（シリリの父役）、蛍原徹（モルダダ役）、志田未来（志田未来役） ●興行収入：16.2億円 ▽第26作「映画クレヨンしんちゃん　爆盛！カンフーボーイズ　拉麺大乱」（2018年／104分／高橋渉監督） 【あらすじ】 マサオの誘いで伝説のカンフー「ぷにぷに拳」を習うことになった、しんのすけたちカスカベ防衛隊は、カンフー娘の玉蘭（タマ・ラン）とともに修行に励む。その頃、春日部にある中華街「アイヤータウン」では、「ブラックパンダラーメン」なる謎のラーメンが大流行。それは、一度食べると病みつきになり、凶暴化してしまうという恐ろしいラーメンだった。突然のラーメンパニックに対し、街の平和を守るためカスカベ防衛隊が立ち上がる。 ●ゲスト声優：百田夏菜子、玉井詩織、佐々木彩夏、高城れに（くろぐろクローバーZ役）、みやぞん（ミヤ・ゾン役）、あらぽん（あらぽん役）、関根勤（師匠役） ●興行収入：18.4億円 ▽第27作「映画クレヨンしんちゃん　新婚旅行ハリケーン　失われたひろし」（2019年／100分／橋本昌和監督） 【あらすじ】 新婚旅行に行っていなかったひろしとみさえが、しんのすけたちを連れてやってきた初のハネムーンで予想外の事態に巻き込まれ、幸せな旅行が危険が待ち受ける大冒険になってしまう様子を描く。結婚当時、新婚旅行に行っていなかったひろしとみさえ。ある日、みさえが見つけてきた家族参加OKの激安新婚旅行ツアーに参加することになった野原一家だったが、旅先のオーストラリアに到着早々、ひろしが謎の仮面族にさらわれてしまう。そして、ひろしが“お宝のカギ”となってしまい、野原一家と仮面族、そして世界中のトレジャーハンターたちとの三つどもえの争奪戦が勃発する。 ●ゲスト声優：小島よしお（小島よしお役）、ぺこ（ぺこ役）、りゅうちぇる（りゅうちぇる役）、木南晴夏（インディ・ジュンコ役）、あいみょん（あいみょん役） ●興行収入：20.8億円 ▽第28作「映画クレヨンしんちゃん　激突！ラクガキングダムとほぼ四人の勇者」（2020年／103分／京極尚彦監督） 【あらすじ】 地上の落書きをエネルギーに浮かぶ王国「ラクガキングダム」は、時代の流れで地上から落書きがめっきり減ったことで崩壊の危機に直面。人間たちに無理やり落書きをさせる「ウキウキカキカキ作戦」を決行し、地上への進撃を開始する。一方、ラクガキキングダムのお姫様は、描いたものが動き出すという王国の秘宝「ミラクルクレヨン」を持ち出し、決死の覚悟で地上に託す。ミラクルクレヨンを手にしたしんのすけは、実体化した落書きたちと力をあわせて平和のために立ち上がるが……。 ●ゲスト声優：山田裕貴（防衛大臣役）、りんごちゃん（リンゴ／イチゴ／メロン役）、きゃりーぱみゅぱみゅ（姫役） ●興行収入：11.8億円 ▽第29作「映画クレヨンしんちゃん　謎メキ！花の天カス学園」（2021年／104分／高橋渉監督） 【あらすじ】 風間くんの誘いで全寮制の超エリート校「私立天下統一カスカベ学園」（通称：天カス学園）に1週間、体験入学することになったしんのすけたち。体験入学で良い成績を収めれば正式に入学できると聞いた風間くんは、みんなで一緒に天カス学園に入学することを夢見る。しかし、その風間くんが、お尻に奇妙な噛み跡をつけられた姿で倒れているところを発見される事件が発生。さらには、カスカベ防衛隊で一番のエリートのはずの風間くんが、目を覚ますとおバカになっていた。この事件を解決するため、しんのすけたちは、天カス学園の落ちこぼれ生徒会長・阿月チシオとともに「カスカベ探偵倶楽部」を結成。学園内に残されたメッセージと目撃証言から容疑者が浮かび上がるが……。 ●ゲスト声優：仲里依紗（アゲハ役）、フワちゃん（フワちゃん役）、松尾駿（給食袋役）、長田庄平（ヨーヨー役） ●興行収入：17.7億円 ▽第30作「映画クレヨンしんちゃん　もののけニンジャ珍風伝」（2022年／100分／橋本昌和監督） 【あらすじ】 5年前の雨の日、野原ひろしとみさえの間に赤ちゃんが生まれた。ひろしが考えた名前のメモは濡れてほとんど読めなくなっていたが、かろうじて読めた文字から「しんのすけ」になった。それから5年の歳月が流れたある日、野原家にちよめと名乗る女性が訪れ、自分がしんのすけの本当の親だと主張する。突然のことにひろしとみさえは戸惑うが、身ひとつでやってきたちよめを追い返すわけにもいかず、ひとまず彼女を家に泊めることに。するとその夜、謎の忍者軍団が野原家を襲い、ちよめとしんのすけが連れ去られてしまう。 ●ゲスト声優：川栄李奈（屁祖隠ちよめ役）、岩井勇気（ハライチ／岩井勇気役）、澤部佑（ハライチ／澤部佑役）、山田孝之（イケメン役） ●興行収入：20.4億円 ▽「しん次元！クレヨンしんちゃんTHE MOVIE 超能力大決戦　とべとべ手巻き寿司」（2023年／93分／大根仁監督） 【あらすじ】 「クレヨンしんちゃん」のシリーズ初となる3DCGアニメーション作品。かつて、ノストラダムスの隣町に住んでいたヌスットラダマスが「20と23が並ぶ年に天から2つの光が降り、世界に混乱がもたらされる」という予言を残した。そして西暦2023年の夏、宇宙から白と黒の2つの光が地球に降り注ぎ、しんのすけに白い光が命中。不思議なパワーがみなぎるしんのすけは、エスパーとして覚醒する。そして、もう一方の黒い光を浴びた男・非理谷充（ひりや・みつる）もまた、エスパーとなった。バイトは上手くいかず、推しのアイドルは結婚、さらには暴行犯に間違われ警察に追われていた非理谷は、力を手に入れたことで世界への復讐を企む。破滅を望む非理谷と、それを止めようとするしんのすけの、超能力バトルが幕を開ける。 ●ゲスト声優：松坂桃李（非理谷充役）、鈴木もぐら（池袋教授役）、水川かたまり（ヌスットラダマス2世役）、鬼頭明里（深谷ネギコ） ●興行収入：24.7億円