ほぼキムタクな芸人が語る『ビューティフルライフ』の魅力。大事なのは「互いを理解すること」
キムタク大好き芸人の元木敦士さんが、これまでに多大なる影響を受けた名作ドラマについて語る本連載。 【写真8点】「キムタク芸人が語る『ビューティフルライフ』の魅力」を写真でチェック
今回紹介するのは、TBSドラマ『Beautiful Life ~ふたりでいた日々~』(以下、ビューティフルライフ)。平成に連続ドラマの高視聴率ランキングで2位を記録した、まさに時代を代表する伝説的ドラマだ。
「相手の気持ちを理解すること」 それがいちばん大事!
みなさん、こんにちは! 木村拓哉さんが大好きなキムタク芸人の元木です。
キムタクを意識して25年。人生のすべてを彼にかけてきた私が、今回も熱く、名作ドラマを紹介していこうと思う! ぶっちゃけ今回は、『ビューティフルライフ』だよね☆
『ビューティフルライフ』は、木村さん演じるカリスマ美容師と、常盤貴子さん演じる車椅子生活を送るヒロインのラブストーリー。2000年に公開され、最高視聴率はなんと41.3%! 「カリスマ美容師」という言葉は、このドラマから誕生したといっても過言ではない。 さらに、このドラマに影響され美容師を目指す人が急増。それほど美容師役の木村さんがカッコ良すぎたのだ。実際私も影響を受け、美容院でバイトをした経験を持つ(笑)。観る人を魅了する木村さんは、さすが!のひと言である。
ドラマのポイントは、車椅子の彼女との恋愛。主人公は車椅子生活の彼女と付き合うも、戸惑うことばかり。バリアフリーやトイレなど、介護が必要な大変さを知るが、美容師の仕事が忙しくて自分のことで手一杯。 一方、ヒロインは障害が理由で自分に自信を持てずにいる。主人公は他の人と付き合った方が幸せだと思い、好きなのに自ら別れようとしてしまう。 すれ違い、ケンカしてしまうふたり……。こんな状況を打破したのは、一途な思いと、お互いの気持ちを考え理解し合うということ。自分だけの気持ちじゃなく、相手の気持ちを考え、相手のためにできることを考えること。 そう、自分が変わることも大事なのである。 私も20歳の頃、付き合っていた彼女と意見が合わなかった。「何でそういう考えになるの!?」 と思ったけれど、相手からしたら、「アナタこそ何でそうなの!」と思うわけで。お互いに「何で分かってくれないの!?」と、相手を理解しようとせず、自分の意見を押し付けていた。 何度もぶつかって喧嘩ばかりしていたが、ある時期から、喧嘩しそうになる前に「彼女ならこう考えるかな」と、相手の気持ちを考えるようになった。 理解できる部分は受け止めて、ポジティブな返しをする。そうすることで、喧嘩はほとんどなくなった。相手を思いやる、理解することは本当に大切なのである。 あとは、彼女の浮気さえ発覚しなければ、うまくいっていたに違いない。ちょ、待てよ(笑)!! 離れていても連絡を取らなくても、心にいる好きな人はひとりだけなんだよね。