明大が練習納め 来秋ドラフト候補の小島大河が決意「首位打者を目指して頑張る」/東京六大学
東京六大学野球リーグの明大が23日、自校グラウンドで練習納めを行った。恒例のとなっている左翼から右翼までのポール間走を30本こなし、部員全員が完走。1年間を締めくくった。新年度の副将としてチームを引っ張る小島大河捕手(3年、東海大相模高)は、「いつも通り少しきつかった。毎年やっているのでこれが終わると、1年間終わったなという気分になる」と納得の表情を見せた。 2年春からレギュラー捕手として投手陣をリードしている小島は今春、打率・381(42打数16安打)、16打点をマークした。今秋も打率・340(50打数17安打)、1本塁打12打点と好成績を残した。勝負強い打撃も見せるなど打てる捕手として神宮を沸かせた。「(打撃の)タイミングをうまく取れたことが今年はよかった」と手応えを口にする。 来季はドラフト候補として勝負の一年となる。現時点での進路については「プロを目指していますが、そこに関しては自分と首脳陣の方で話して決めたい。まだはっきりとはいえない」とプロ志望ながらも、慎重に決断する姿勢を見せた。 更なる飛躍を遂げるため今冬は、体づくりに焦点を置き、シーズン中は週2日だったウエートトレーニングを現在は週3、4日行っているという。来季の目標については「首位打者を目指して頑張る」と宣言した。