“水冷”タイヤでレースペース向上!? FIA、レッドブルからの指摘受け一部F1チームを調査か
レースペースの謎
レッドブルは今季、ライバルチームに対するレースペースのアドバンテージがなぜ消えたのか、その答えを探っている。特にマイアミGPではマクラーレンを始め他チームの多くがアップデートだけでは説明できないような躍進を見せた。 レッドブルのマックス・フェルスタッペンはサンパウロGPを前に、ライバルチームのロングランペースは理解しがたいと語っていた。 「いくつかのチームはレースペースで大きな進歩を遂げた。それはかなり変わったことだ」とフェルスタッペンは言う。 「昨年と比べれば、僕らは予選でもレースでも改善しているからね」 「他チームも予選ペースではそれなりのステップアップを見せたが、レースペースではより大きなステップアップをしている。僕らにとっては理解しがたいことだ」 レッドブルでチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナー代表は最近、motorsport.comに対して他チームのマイアミGP以降の伸びについてこう語っていた。 「懐疑的かつ偏執的なら、何かが変わったと言うだろう。我々は中国GPの頃のようなマシン構成に戻したとしても、我々が経験してきたのと同じ問題があるからね」 「とは言え、潜在的には誰にとっても変化はあった。しかし、これほど極端に振れ幅が大きくなったのは初めてだ。我々がその問題に取り組み、理解しなければならないのは明らかだ」
Jonathan Noble