部屋干しするときは常に「サーキュレーター」と「エアコン」を併用しています。電気代はどのくらいになるでしょうか?
洗濯物を部屋干しするときに、よく乾かそうとしてサーキュレーターとエアコンを併用していると電気代が気になります。そこでサーキュレーターを併用したときの電気代を解説します。また、サーキュレーターの選び方や効率的で経済的な部屋干しの方法も紹介します。 ▼エアコンを「24時間」つけっぱなしだと、電気代はいくらかかる? 1ヶ月の電気代を試算
サーキュレーターとエアコン併用のメリット
サーキュレーターとは、直線的に遠くまで風を送りながら空気の流れをつくる家電です。部屋全体の空気を動かし、温度を均一にするために使われています。人に風を当てて涼むことが目的の扇風機とは異なり、サーキュレーターはより強い風を洗濯物に当てることが可能です。 室内は風が通りにくいため、空気が同じ場所にとどまりやすくなり、洗濯物が乾くまでに時間がかかるため、嫌なニオイがつくことがあります。サーキュレーターを使うと風が通るため、洗濯物が乾きやすくなります。 また、首振り機能を活用すれば、乾きムラを抑えて効率的に乾かせるでしょう。効率的に乾かすことができると、サーキュレーターだけでなくエアコンの使用時間も短くなるため、電気代にも影響が出ます。
サーキュレーターとエアコンの併用による電気代
エアコンでカタログ値「冷房:580ワット、暖房470ワット」の機種の場合、1時間あたりの電気目安単価31円/キロワットアワーであるため、冷房は1時間あたり17.98円、暖房は14.57円の電気代がかかります。 つぎにサーキュレーターについてみてみましょう。サーキュレーターのモーターにはACモーターとDCモーターの2種類があり、それぞれ消費電力が異なります。 DCモーターのサーキュレーターで人気の機種(アイリスオーヤマ「PCF-SDC15T-EC-W」)の定格消費電力は23ワットであり、1時間あたり0.713円です。冷房使用時は1時間あたり約18.7円、暖房は約15.3円となります。 同じメーカーのACモーターを使った人気機種(アイリスオーヤマ「PCF-BC15T-W」)は、定格消費電力が31ワット・34ワットです。31ワットの場合は、1時間あたり0.961円です。冷房使用時は、1時間あたり約18.9円、暖房は約15.5円となります。