写真：こどもとIT

株式会社トゥーエイトは、TVアニメ「推しの子」と宮崎県高千穂町のコラボレーションによるGPS連動型のスマホ音声ガイドサービスを開始した。 このコラボレーションは、2025年3月31日までの期間限定で行われる予定で、「推しの子」の「プライベート編」で舞台モデルとなり、神話の里として知られる宮崎県高千穂町の6つのスポットを巡りながら、作品の世界観に浸ることができる仕組みとなっている。 同社は、美術館や博物館、イベント会場などに提供しているWebブラウザー型サービス「ミュージアムガイド」をベースに、位置情報連動機能を追加した新しい音声ガイドを開発した。ユーザー自身のスマートフォンを利用するため、除菌や充電などのメンテナンスが不要なうえ、制作費や運用コストが安価で、内容の更新や修正、多言語対応も容易であるという。 Webブラウザーで利用できるため、専用アプリのダウンロードが不要で、対象スポットに近づくと自動的にガイドが開始される仕組みとなっている。これにより、ユーザーは自身のスマートフォンを通して高千穂町の観光名所を効率的に巡りながら、音声案内を聞くことが可能だ。 音声ガイドの対象スポットには、高千穂峡や高千穂神社、天岩戸神社などの観光名所が含まれている。ユーザーが対象スポットに近づくと、スマートフォンに「ダイアログ」が表示され、音声ガイドについて通知される。スマートフォンの位置情報を活用するため、ユーザーの現在地に応じて最も近いスポットが案内され、地図上での距離や方角も確認できる。 実施期間と音声ガイドの対象スポットは、以下の通り。 TVアニメ「推しの子」×宮崎県高千穂町コラボ 実施期間：2024年11月1日～2025年3月31日（月） 音声ガイド 対象スポット ・がまだせ市場　神殿通り ・高千穂峡 ・高千穂神社 ・荒立神社 ・天岩戸神社 ・国見ケ丘