阪神・岡田彰布監督、貧打解消へ〝警笛〟 ピーピー鳴らさすな! 差し込まれるから内野席ファウル…打撃練習中の観客へ警告音
「(課題は)そら打つ方や。オープン戦から言うてるやん。3、4、5、6(月)…もうすぐ5カ月目に突入する」
岡田監督が野手陣の尻をたたいた。25日からの中日3連戦(倉敷、甲子園)は主催試合のため、練習中は基本的に観客の入場前でピーピーと警告することはないが、28日からのヤクルト3連戦(神宮)は打撃練習からファンの注目を集めることになる。外野席からピーピー鳴らし、生まれ変わった姿を見せてほしい。(新里公章)
★打球知らせる笛
プロ野球の試合前の打撃練習は、基本的に試合開始4時間前からホームチーム、2時間前からビジターチームが行う。通常、開門時間は試合開始2時間前。よって、スタンドに観客が入り始めるビジターチームの打撃練習から、打球の行方を知らせる笛を鳴らす球場スタッフが配置されることが多い。
★打撃シンプルに
岡田監督は野手陣に〝シンプル・イズ・ベスト〟な思考法を助言した。「バッティングなんか一番難しい。だから簡単に考えんとしゃあないんよ。難しいことを難しく考えると余計におかしくなってしまうやん」。打撃フォームの修正を行った若虎にも、より単純さを求めた。「ボールとの勝負なんやから、考えんと、反応して打てと言うてんのや、森下にも。もっとシンプルに自然体でなあ。練習の時にいろんなこと考えてやったらええねん。試合になったら、考えて打席になんて立てられへん」と説いた。