ヤクルト・石川雅規、ソフトバンク・和田毅の現役引退に「もう一度、投げ合い勝負したいという気持ちでしたが、寂しいです」
球界最年長の左腕、ヤクルト・石川雅規投手(44)が5日、今季限りでの現役引退を発表したソフトバンク・和田毅投手(43)について球団を通じてコメントを発表した。 【ツーショット】ソフトバンク・和田とヤクルト・石川 「毅とは高校の時に甲子園で戦った時からの付き合いです。同世代の常にトップを走っていた投手で、私の方が年上なんですが、追いかける存在でした。もう一度、1軍のマウンドで投げ合い勝負したいという気持ちでしたが、実現できずに寂しいです。本当にお疲れ様でした」 長年刺激しあい、高めあってきた戦友だ。石川にとって和田は1学年後輩で、同じ左腕。秋田商高3年夏の甲子園大会では、1回戦で島根・浜田高の2年生エースだった和田と投げ合い、完投勝利した。青学大時代には、2000年の日米大学野球の日本代表としてともにプレー(和田は早大)。かつて「年代が近い中での最強の左投手は、和田だと思う。彼はメジャーにも行っているし、勝率もいい。ずっと追いつけるように、とやってきた。年下だけど、和田みたいになりたい、ああやって勝てる投手になりたい、という思いは今でもある」と明かしていた。