机を1つ→2つにしたことで、むしろすっきり!? 「10分間で暮らしを見直す」3つのアイデア
「机と片づけの見直し」
以前はとにかくものを少なく暮らしてみたくて、なんでも兼ねる方向で考えていました。ダイニングテーブルとデスクもその一つです。 一つで兼用すればものの数は減りますが、「食事の場」と「仕事の場」が同じになるので朝昼晩と仕事道具を片づける必要があります。食事の前後なので1日6回も、片づけと再度準備を繰り返すことになるのです。 また夕食後など、家族がくつろいでいるのにバタバタとものを出しはじめて横で作業を開始することになるので、くつろぎの時間を邪魔しているようで気後れしてしまう、という難点もありました。 食事や料理といった「共有」の事柄と、仕事など「個人」の事柄は、場所を分けたほうがいいと気づかされました。 ♦️机を2つにしてみて そんな経緯があり、ダイニングテーブルとは別に仕事用のデスクを購入しました。 デスクを追加したことで、常に仕事道具を出しておけるので、進行中の仕事をそのまま広げておけます。仕事専用のデスクを買って初めて、食事前後の片づけと、再度仕事道具を持ち出して広げていた手間が思っていた以上にストレスだったことがわかりました。 また、片づけの手間だけでなく、仕事の効率にもいい影響がありました。これまでは都度片づけていたことで「前回どこまでやったっけ?」とリセットされていたことがそのまますっと作業を再開でき、自由時間も増えました。 「自由時間が増えるかどうか」を買い物の指針にするのも一つのアイデアかもしれません。 文・イラスト/おふみ おふみさんのように、たった10分の点検でこれからの暮らし方を考えることが、今後の生活を大きく左右するかも? なかでも、あえて机を2つにすることでスッキリしたというエピソードは目からウロコでした。早速試してみたくなりますね。 次回は「自分らしい暮らし方」のアイデアについてです。
【著者】おふみ
イラストレーター、ミニマリスト。整理収納アドバイザー1級。汚部屋状態から一念発起、2014年から片づけを開始。2015年からミニマルな生活を綴るブログをスタートし、人気に。これまでの著書に『小さな暮らしは生きやすい』(大和書房)、『おふみさんの捨てログ』(文響社)などがある。 Instagram→@ofumi_3
『暮らしを見直す10分間 気持ちに余裕ができるアイデア』(著:おふみ/税込み1,650円/大和書房) インスタフォロワー9万人! 人気ミニマリスト・おふみの、暮らしを整える最新刊。ミニマリストでもモノは増えていくし、忙しければ予定はいっぱいになる。気持ちにゆとりを持って、毎日身軽に暮らすためのTIPS。
kufura編集部