岡宮来夢が感謝の想いを吐露「3年間ありがとうございました。また会いましょう!」、俳優たちがバスケで真剣勝負『ACTORS☆LEAGUE in Basketball 2024』
俳優・岡宮来夢がプロデューサーを務めるバスケ×エンターテインメントショー『ACTORS☆LEAGUE in Basketball 2024』が、3日に東京体育館メインアリーナにて開催された。 【写真】岡宮来夢ら俳優陣がバスケの試合で真剣勝負 “ライブエンターテインメントの楽しさと興奮を観客と一緒に分かち合いたい!”という思いから2021年に始まった俳優がプロデュースを務めるプロジェクト『ACTORS☆LEAGUE』シリーズ。2024年の『ACTORS☆LEAGUE』は、6月に『in Games』、8月に『in Dance』が開催され大盛況となった。 今年の試合は、岡宮がキャプテンを務める「DREAM CATERPILLARS」(以下、DC)と牧島輝がキャプテンを務める「SPARK SEEDS」(以下、SS)が対決。両チーム共に人気と実力を兼ね備えた若手舞台俳優たちが選抜され、新たにDCの監督として加藤和樹が、SSの監督として河合龍之介が参戦した。 そして、解説は岡幸二郎と藤田玲、DJはRAITA(雷太)、レポーターは唐橋充というお馴染みのメンバーが担当し、小野賢章が声を担当する公式マスコットの“バチュケ”が今年も登場。 試合のルールは「1チーム5人編成で試合中の交代人数や回数の制限は無し」「交代メンバーはキャプテンを含む、DCチーム12名、SSチーム15名」「試合時間は1クォーター10分、前後半の4クォーター制」。高校やプロバスケットボールの基本ルールに準じて行われる“ガチ勝負”となっている。 DJ RAITAがDJパフォーマンスで会場を温めた後、解説の藤田が八村塁選手の言葉を引用して、“バスケは楽しい”と伝え、「選手たちのそんな真っ直ぐな姿をトコトン応援してくれ!」と観客に呼びかけた。そして、2022年、2023年の名場面がビジョンに映し出され、岡宮・牧島両キャプテンが登場。牧島は「2年ぶりだなぁ!俺が帰ってきたからには、お前らには絶対に負けねぇ!」と宣戦布告すると、岡宮も「待ってましたよ、輝くん! 今日、SPARK SEEDSを倒して、俺たちが真の勝者になる!」と力強く返した。 DJ RAITAの紹介コールで選手入場し、出揃ったところでプロデューサーの岡宮が「楽しむ準備はできてますか? 僕もたくさん打ち合わせを重ねて、皆さんに楽しんでもらえるような1日を作って参りました。そして、選手一同、みんな一生懸命練習して参りました。1勝1負で迎えた大事な一線、ぜひ最後まで声をからして応援してもらえたらと思います。よろしくお願いします!」と挨拶し、「ACTORS☆LEAGUE in Basketball開幕です!」と高らかに開幕を宣言。 スターティングメンバーは、DCが岡宮、稲垣成弥、佐奈宏紀、田村心、山田ジェームス武。SSが牧島、安東秀大郎、糸川耀士郎、高橋健介、川上将大。2022年はSSが勝利し、2023年はDCが勝利。これまで1勝1敗の五分ということで両チームともに今年は勝利して勝ち越したいという気持ちが溢れ出していた。 いよいよ試合開始。第1クォーターはDCの稲垣のシュートから動き出すと、直後にSS糸川が3ポイントを決め、逆転。その後、しばらくは点が入らない状況が続いたが、DC田村、SS川上がシュートを決めると試合が大きく動き出す。白熱した展開になったが、第1クォーターはDC8点、SS6点でDCがリードして終了。第2クォーターはSS川上がシュートを決め、いきなり同点に。その後、両チームがポイントを重ね、前半は19対19の同点で終了。 第2クォーターが終わったところで、副音声担当の高野洸、寺山武志、そして小野賢章とマスコットキャラのバチュケが登場し、前半(第1・2クォーター)を振り返る。続いてハーフタイムショーが行われたが、ここでスペシャルなゲスト、川崎ブレイブサンダースの野崎零也選手、飯田遼選手、ロスコ・アレン選手とマスコットキャラクターのロウルが登場。3選手を交えての「スキルチャレンジ」が今回のハーフタイムショーとなった。コートにコースが作られ、そのコースでドリブルやシュートをリレー方式で行うというもの。4分以内により多くの得点をした方が勝ちとなる。プロの選手たちに混じって、両チームの選手たちが真剣に、そして楽しみながら挑んでいた。ロスコ・アレン選手が岡宮を抱え上げ、岡宮がダンクするという場面も見られた。結果はDC48点、SS44点でDCの勝利。 そして後半戦に突入。第3クォーターはDC山田のフリースローでの得点、3ポイントシュートによってDCが得点を重ねていく。その後、SS安東の活躍で同点に追いつくなど、ここでも拮抗した内容になったが、終盤、DCが連続でシュートを決め、DC38点、SS32点とDCが6点リードで最終クォーターを迎えることとなった。 第4クォーターが始まる前、観客が参加しての応援サプライズがあり、それぞれのチームカラーの2色のボンボンを振って、選手たちにエールを送った。そんな盛り上がりを見せた中、第4クォーターがスタート。SS糸川の3ポイントシュートで幸先のいいスタートを切ったかに見えたが、DCは永田聖一朗、佐奈、田村、山田らが連続でシュートを決め、リードを広げていく。SSも必死に対抗し、最後の最後まであきらめない姿勢を見せていたが、最終的にはDC55点、SS48点でDCが勝利を収めた。 勝利したDCのキャプテンの岡宮は「応援ありがとうございました。おかげさまで勝ちました! 皆さんの応援無しでは勝てなかったです。本当にありがとうございました」と感謝の気持ちを伝えた。 その後、各賞の発表も行われ、「バチュケ賞」はDC笹森裕貴が、「ポスタライズ賞」はSS糸川が、「ハッスル賞」はSS里中将道が、「川崎ブレイブサンダース賞」はSS川上が受賞し、MVPにはDC山田が選ばれた。山田は「30代オーバーの方々、勇気もらえたんじゃないですか? 私ごとですが、今日家族が見に来ていて、大人になってから1番になった姿を見せてれなかったので、今日めちゃくちゃうれしいです!」とMVP受賞の喜びを噛みしめる。 最後に岡宮が「本日は会場にお越しくださった皆さん、配信をご覧くださった皆様、本当にありがとうございました。お楽しみいただけましたでしょうか? ありがとうございます」と感謝を伝え、プロデューサーとしてのコメントを発する前に、「SPARK SEEDSの輝くんから一言いただきたいと思います」と、牧島にマイクを譲る。牧島は「負けちゃった…。正直、めっちゃ悔しい! 勝ちたかった。あぁ、あんまり今日、俺はいいとこが全然なくて、でも皆さんの熱い応援がすごく心強かったです。負けちゃったけどすっごく楽しかった。相手のチームのみんなが点を決めた時も、悔しいけど、かっこいいなって思ったし、自分たちのチームのみんなが活躍している姿を見て誇らしい気持ちにもなったし、改めて、大人になっても本気になれるバスケというスポーツって素晴らしいなと思いました。いつかリベンジする機会があれば、その時は勝っちゃうと思うので(笑)、期待して待っててください。ありがとうございました!」とリベンジを誓った。 そして岡宮が「3年間、プロデューサーとして『ACTORS☆LEAGUE in Basketball』の企画・構成を考えさせていただきました。僕は2022年の初めくらいに、“本気でやる姿ってかっこいいじゃん”って思ったんです。例えば、負けてしまったとしても、シュートをはずしてしまったとしても、その本気の姿ってかっこいいなって。すごく心を動かすものがあると僕は信じていて、そういう1日を作りたいとスタッフの皆様にお願いしました」と同企画への熱い想いを吐露。 さらに、「3年目の今回も、皆さんが一生懸命戦ってくださったからこそ、たくさんの方の前ですごい熱い試合を届けることができました。皆さんを励ましたいと思って企画しましたが、僕が励まされました」と述べ、「この先、続くのかどうかは分かりません。僕はとある作品の、“夢が叶ったら次はどうしたらいいの?”“また次の夢を探すんだ”っていう言葉が大好きなので、僕たちもまだまだ夢を追いたいです。僕たちの願いと皆さんの願いが今後羽ばたいてもっともっと大きくなっていくことを願っています。今日一日、そして3年間ありがとうございました。また会いましょう!」と締めの挨拶。そして、岡宮が作詞を担当し、花村想太(Da-iCE)が作曲を手掛けたテーマソング「夢の先へ」で、 Games、Dance、Basketballと続いてきた『ACTORS☆LEAGUE 2024』を締めくくった。 なお、同イベントは「ABEMA PPV ONLINE LIVE」で独占配信されたが、9月17日(火)23時59分までアーカイブ配信を視聴が可能。PPVチケットは9月17日(火)20時まで販売中。配信特典として、MC:高野洸と寺山武志、ゲスト:小野賢章による裏解説を楽しめる「アキラとタケシのSUMMER VAVCATION」をマルチアングルで配信。また、Blu-rayが2025年4月に発売されることも決定している。 【イベント概要】 『ACTORS☆LEAGUE in Basketball 2024』 2024年9月3日(火)東京体育館 メインアリーナ ■出場者・スタッフ [DREAM CATERPILLARS キャプテン] 岡宮来夢 [SPARK SEEDS キャプテン] 牧島輝 [DREAM CATERPILLARS チームメンバー](五十音順) 石橋弘毅 稲垣成弥 小西成弥 笹森裕貴 佐奈宏紀 田村心 永田聖一朗 平賀勇成 寶珠山駿 持田悠生 山田ジェームス武 [SPARK SEEDS チームメンバー](五十音順) 安東秀大郎 石川凌雅 糸川耀士郎 岩崎悠雅 川上将大 京典和玖 定本楓馬 里中将道 高橋健介 立花裕大 土屋直武 中本大賀 松島勇之介 山崎晶吾(「崎」は「たつさき」が正式表記) [監督] 加藤和樹(DREAM CATERPILLARS) 河合龍之介(SPARK SEEDS) [解説] 岡幸二郎 藤田玲 [DJ] RAITA(雷太) [レポーター] 唐橋充 [公式マスコット] バチュケ [企画・プロデューサー] 岡宮来夢 [総合演出] 植木豪