勝利の10人ニキは来年中の飯田将成狩りを宣言

バン仲村からダウンを奪った10人ニキ（左）【写真：山口比佐夫】

　格闘技エンターテインメント「BreakingDown14」が8日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ（コミュニティアリーナ）で行われている。第4試合では10人ニキとバン仲村が対戦。バンは10人ニキのパンチにダウンを喫し判定負けを喫した。 【写真】試合後に抱き合った10人ニキとバン仲村の姿 　交わることのなかった2人が激突した。10人ニキは“BD史上最弱”と呼ばれていたが、ここ数戦で成長。日本拳法出身のにっけんくんにKO勝ちするまでに成長した。ABEMA番組『BreakingDownドッキリ』で2人は共演したが、あまりの過激さに放送されず、映像はお蔵入りとなっていた。 　今大会で卒業を明言しているバンは「瓜田純士をビビらせた男」としてこのイベントを盛り上げてきた。雄叫びとともに序盤は猪突猛進。10人ニキをケージ際に追い込んでいたが、徐々に劣勢に。一発が重い10人ニキの左フックを被弾しダウンを喫した。 　ジャッジ全員が10人ニキを支持し、10人ニキが判定勝ちを収めた。10人ニキは試合後「ちょっと練習が足りない。課題が残る結果になった」と反省。飯田将成を来年中に狩ることを誓った。 　敗れたバンは「格闘家でもなんでもないけど、こんな素晴らしいところで最後の試合できるなんて、宝くじ当たるぐらいいい思いさせてもらってると思います」とマイク。そして最後に「おっさんの俺が頑張ってるんだからみなさんも頑張ってください」と一礼した。