マカオ、偽のゴールドネックレスを質入れした中国人の男逮捕
マカオ司法警察局は7月29日、偽のゴールドネックレス質入れして現金を詐取したとして30代の中国人(中国本土居民)の男を逮捕したと発表。 同局によれば、同月25日午後、タイパ島にある質店から(当日)昼頃にゴールドネックレス1点を質入れに来た男がおり、双方協議の上で5万4千香港ドル(日本円換算:約108万円)で取引がまとまり、相手は現金を手にして立ち去ったが、その後の反復検査で偽造品であることが判明したとの詐欺被害通報が寄せられたとのこと。 通報を受けた同局が当該ネックレスを専門家に鑑定させたところ、表面だけがゴールドだったことが確認されたという。その後、同月28日に容疑者の男が港珠澳大橋マカオ側イミグレーションから出境しようとしたところを施設内で逮捕。この際、男は偽の高級腕時計1点と犯罪により得たとみられる現金3万0330香港ドル(約60万円)を所持していた。 同局では、男を巨額詐欺罪で検察院送致するとともに、余罪の有無について捜査を継続するとした。 マカオでは同種の詐欺事案がしばしば発生している。