【大人のリアル・ミリタリー入門】ガチな“軍モノ”アイテムを攻略した3名のファッション軍曹
ミリタリーウェアがベースになった服はたくさんあるが、やはり心惹かれてしまうのがリアルな軍モノ。 ▶︎すべての写真を見る 街で着やすくアレンジされたモノではない、「ガチの軍モノ」をタウンユースするには、ひと工夫が必要だ。そのヒントを探ってみた。
① 軍モノはダメージのないものを選ぶべし
成島和也さん(44歳) M-43フィールドジャケットのインナーとして採用されたライナージャケットはループのボタンホールがユニーク。 そこにスイス軍のワークパンツとジャーマントレーナーでさらにミリタリーテイストを強めた。 だがキチンと街着になっているのは、すべてがノーダメージ状態でキレイな見た目を保っているからだろう。
さらに足元はジャーマントレーナーでダメ押し。ドイツ軍が正式採用していたトレーニングシューズの復刻版である。徹底してミリタリーなのに、そうとは感じさせない。その技術に敬礼。
② 清潔感漂うフィールドパーカコーディネイト
阿部展和さん(36歳) オリーブカラーのフランス軍のM-64を、青いシャツとデニムで清潔感たっぷりに調理。 ベレー帽やキーホルダーからもミリタリー感が漂ってるな……と思ったら趣味はヴィンテージ品蒐集! さすが、コーディネイトの合わせ方をわかっていらっしゃる。
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③ コッソリと、でもきちんと主張するミリタリースウェット
松尾修平さん(45歳) こちらはベストと2タックパンツの脇役として、ひっそりとスイス軍のスウェットを楽しんだ。 発色のいいネイビーが定番色コーデにほんのり華やぎを加えている。 軍モノの取り入れ方に迷ったら、まずは松尾さんのように脇役として取り入れてみよう。
◇ 3人が実践していた「軍人さん」的装いにならないための工夫は、いますぐ試せそうなものばかり。 好きなものをウマく取り入れて、スタイルのある男を目指してほしい。
OCEANS編集部