海外サイトで注文した商品が「1ヶ月」経っても届きません。クレカ払いで「3万円」が引き落とされているのですが…。 注意したいトラブル事例を紹介!
自宅で簡単に注文できることから、多くの人がさまざまなサイトを利用して商品を購入しています。しかし、国内外問わずトラブルが多く発生しており、とくに海外事業者とのトラブルは解決が難しいとされています。 本記事では、海外サイトでの購入トラブルについて解説します。また、商品の未着時の対処法やクレジットカードの返金手続きの方法についても解説するため、トラブル解決のためにぜひ参考にしてみてください。 ▼町内会費の支払いを拒否したら「今後ゴミを捨てるな」と言われた! 本当に従う必要はあるの?
海外サイト利用で多いトラブル
海外サイトを利用した商品の購入において、次のようなトラブルが発生しています。 ・不良品や模倣品が送られてきた ・商品が届かない ・引き落としの金額が請求金額と異なる ・返品や解約を受け付けない ・注文したものとは違う商品が届く 実際にサイトに掲載されている商品とは異なるものが届いたり、そもそも商品が届かなかったりするケースが多く見られます。また、その後の返品・返金や解約に対応してくれないケースもあるため、利用する際には細心の注意が必要です。
海外事業者とのトラブルは解決しにくい
海外サイトを利用する場合、国内事業者と異なり、言葉や考え方の違いからトラブル解決が難しいとされています。海外事業者との間で多く発生しているトラブルとして、次の事例が挙げられます。 ・外国語で連絡がきたために交渉ができなかった ・連絡先がわからない ・連絡しても返事がこない ・海外の裁判所での仲裁・裁判しか対応できない 国内であれば、時間がかかっても返品や返金の交渉を続けることが可能ですが、海外事業者の場合、会話が通じずに交渉すらできないケースもみられます。また、詐欺であると判断しても、海外の裁判所でしか対応できないこともあるため、訴訟自体が難しい場合もあるでしょう。
商品が届かない場合の対処法
到着予定日になっても商品が届かない場合には、まずは海外事業者に商品の状況について確認しましょう。確認しても商品の所在がわからない場合には、返金対応を求めます。 海外事業者とやりとりする際は、メールの送信日時や送信先、送信元がわかるように保存しておくことが重要です。商品が届いた場合も安心せず、注文した商品かどうかを確認してください。問題がある場合には商品の写真を撮影し、使用せずに保管しておきましょう。 また、商品が届かなかったケースだけでなく、海外事業者とのトラブルが発生した場合には、国民生活センター越境消費センター(CCJ)に連絡することをおすすめします。消費者と海外事業者間のトラブル解決をサポートしてくれるため、ぜひ活用してみてください。