Z世代が恋人候補に求める年収ラインは男性「395.4万円」、女性は「470万円」
今年も間もなくクリスマスがやってくる。Z世代の中には“クリぼっち”を回避するべく、マッチングアプリで恋人探しに躍起になっている人も多いことだろう。 【グラフ】Z世代はクリスマスプレゼントの金額の「許せるライン」はどれくらい?恋愛に関する調査結果をグラフで詳しくみる! では、イマドキのZ世代の男女は恋人候補を検討する際、どんな“恋の損切りライン”を設定しているのだろうか? 第一スマート少額短期保険が展開している、デジタル完結型保険ブランド「デジホ」はこのほど、「Z世代の恋愛トリガーと損切ラインの実態調査」を全国の18~27歳の働く男女・合計1,600名を対象に実施し、その結果を発表した。
2024年クリスマスに向けたZ世代の恋愛事情
■Z世代の恋愛事情とマッチングアプリ利用状況の実態が明らかに! クリスマスシーズンに向けた恋愛意向について、Z世代(18~27歳・1,600名)に「パートナー・恋人(以下:「恋人」記載)の有無」を聞いたところ、現在恋人がいる人は36.4%で、平均交際期間は約2年(24.2ヶ月)。直近の恋人ができるまでに出会った平均総人数は8.5人と判明した。 次いで、「マッチングアプリ」における出会いの実態について聞いたところ利用率は45.4%、同時に利用していたアプリ数は平均2.1個、最後に利用していたマッチングアプリを介して実際に出会った平均人数は6.7人となり、Z世代が出会いの機会を作る場合、マッチングアプリが十分に活用されていることが確認できた。 一方で、Z世代のうち22.9%が恋愛経験なし(片思いを含め、これまで人を好きになった経験)であることも明らかとなった。恋愛経験のない人が、恋をしていない理由としては、「自分に自信が無い(26.2%)」「恋愛に対して恐怖心がある(25.4%)」「恋愛に興味がない(25.1%)」の意見が上位に上がった。 ■クリスマスの楽しみ方!SNSで友人にアピールしたい男性と、イベント自体を楽しみたい女性? 「今年のクリスマスを二人きりで過ごしたい人」は「恋人(50.1%)」がトップとなり、「恋愛対象外の友人(10.1%)」や「家族(10.8%)」「推し(7.8%)」にも一定数の支持が集まった。 一方で、恋愛経験がない人(n=366)のうち63.4%はそもそも「誰かと二人きりで過ごしたいと思わない」と回答した。 クリスマスに誰かと二人きりで過ごしたいと回答した人(n=1003)へ、その理由を尋ねたところ、「クリスマスシーズンを恋人や意中の人と過ごしたい」が約7割(70.0%)で首位。以下「食事やイベントを楽しみたい(23.9%)」、「一人でいるのは寂しい(23.4%)」と続いた。 さらに同結果を男女別で比較すると、男性は女性の3倍以上「SNSで友人にアピールしたい(男性:10.7%/女性:3.0%)」意向があり、女性は男性の2倍以上「食事やイベントを楽しみたい(男性:15.1%/女性:32.5%)」意向があることがわかった。 なお、「当日、予定が無くなった際の対策」では、「保険として別の予定も組む(男性:18.1%/女性:10.3%)」、「当日すぐ連絡がつく相手を用意(男性:16.7%/女性:8.3%)」、「予定が無い事をSNSでアピール(男性:16.9%/女性:7.9%)」が上位となり、いずれも男性のほうが何かしらの対策を講じている傾向にあることがわかった。 ■クリスマスに向けた恋人探しは11月が本番?方法は「マッチングアプリに登録」が最多 現在恋人がいない人(n=354)を対象に、「クリスマスに向けた恋人探しの動き出し時期」を聞いたところ、「11月(30.6%)」が最も高く、男女別でみると男性は「11月(男性:32.5%/女性:27.5%)」、に対して女性は「10月(男性:30.4%/女性:36.3%)」に最も票が集まり、比較的女性の動き出しが早い傾向となった。 また、「クリスマスを過ごす恋人探しの方法」では、「マッチングアプリに登録(男性:34.5%/女性:32.5%)」「身近な友人に紹介してもらう(男性:27.8%/女性:30.0%)」「出会いを求め気になる知り合いに連絡(男性:24.7%/女性:19.4%)」が男女ともに上位となった。 ■クリスマスプレゼントの費用として、見限られないラインは最低1万円以上! さらに、全体を対象に相手に求めるクリスマスプレゼントについて「この金額を下回ってしまうと相手を見限るライン」を聞いたところ、平均「10,361円」との回答が集まった。恋人や意中の人へクリスマスプレゼントを選ぶ際に、予算がおおよそ1万円を下回ってしまうと相手が幻滅する可能性があることがわかった一方で、29.2%が「金額はこだわらない」と回答もあり、Z世代の約3人に1人はプレゼント金額を重視していないことが確認できた。 ■恋愛モードに入る引き金は「身近な友人の恋」。男性は「寂しさ」、女性は「周囲からの影響」や「将来の不安」が高い傾向も 「恋愛をしたいと感じるとき」を聞いたところ、全体では「身近な友人に恋人ができたとき(26.9%)」「身近な友人が結婚したとき(21.6%)」が上位にあがった。 一方、男女別では、男性は「休日を一人で過ごしているとき(男性:19.6%/女性:15.1%)」、女性は「ドラマ・映画・漫画等の恋愛コンテンツを見たとき(男性:12.4%/女性:21.1%)」「将来に不安を感じたとき(男性:13.0%/女性:20.3%)」も高い傾向となった。 次いで、「恋人作りの際に起こした最初の行動」を聞いたところ、男性は「身近な友人に紹介してもらう(男性:36.6%/女性:32.2%)」、女性は「マッチングアプリに登録(男性:26.2%/女性:35.6%)」が最多に。また、過去の経験を踏まえ『最も恋人が作りやすい方法』は、男女ともに「身近な友人に紹介してもらう(男性:43.2%/女性:43.3%)」「マッチングアプリに登録(男性:26.4%/女性36.3%)」が上位となった。 ■恋愛開始時において、男性は「身長」「年収」、女性は「ルックス」に引け目を感じやすい!? また、「恋愛を始める際に、引け目を感じたこと」を聞いたところ、全体では「ルックス(40.4%)」「恋愛経験の乏しさ(26.6%)」が上位となった。男女別に比較すると、男性は「年収(男性:22.9%/女性:17.0%)」「身長(男性:19.3%/女性:14.9%)」、女性は「ルックス(男性:37.9%/女性:43.0%)」が全体平均と比べた際に数値が高くなり、特に引け目を感じやすい傾向にあることがわかった。