高卒史上初!幕下付出資格を取得 樟南高校・福崎真逢輝選手が藤島部屋へ「横綱を目指す」意気込み語る
鹿児島テレビ
うれしいニュースです。 樟南高校相撲部3年の福崎真逢輝選手がこの度、藤島部屋に入門することになり、23日会見を開きました。 史上初めて、高卒で幕下付出資格を得て、幕下からのデビューとなります。 福崎選手は「横綱を目指す」と意気込みを語りました。 井上彩香アナウンサー 「福崎選手が会見場にやってきました。少し笑顔も見えています。これから会見が始まります」 23日、樟南高校で会見を開いたのは、相撲部3年、奄美大島出身の福崎真逢輝選手です。 樟南高校・福崎真逢輝選手(3年) 「樟南高校の大先輩でもある若嶋津関を超えられるような、そういう力士になりたい」 福崎選手は身長172センチ、体重140キロ。 高校相撲界で実績を重ね、12月行われたアマチュア最高峰の大会天皇杯では社会人や大学生もいる中、ベスト8に進出。 その結果、大相撲の幕下付出の資格を取得しました。 大相撲の番付は、このように序ノ口から上に上がる仕組みですが、福崎選手はその3つ上の幕下から始めることになります。 高卒の選手が幕下からデビューするのは史上初の快挙です。 福崎選手には約10の相撲部屋から勧誘があったそうですが… Q藤島部屋を選んだ理由 藤島部屋に入門・福崎真逢輝選手 「武双山関としての藤島親方に小さい頃から憧れを持っていた。藤島親方のもとで、もっともっと強くなりたい」 会見に同席した藤島親方は、福崎選手について… 藤島親方(元大関・武双山) 「積極的な相撲をとりますからそこは魅力。今後もそれを続けていけば可能性は広がってくる」 また福崎選手は、地元奄美への思いを述べ、今後の意気込みを語りました。 福崎真逢輝選手 「奄美大島じゃなかったら相撲をしていなかった。奄美大島の人たちがいつも応援して下さって、そういう方々のおかげで今の自分がいる。やるからには横綱を目指して頑張りたいと思います!」 福崎選手は2025年3月に大阪で行われる春場所で初土俵を踏むということです。
鹿児島テレビ