【中日】接戦落とし再び借金が「15」 7回の代打攻勢実らず ルーキー辻本がプロ初ヒットを記録
◇プロ野球セ・リーグ 広島2-1中日(7日、マツダスタジアム) 中日は広島との接戦に敗れました。 前日は完封勝利で広島を下した中日は、ここまで対広島戦で12勝7敗1分。この日、勝利か引き分けで今季の広島戦勝ち越しが決まる一戦でした。 4回、先発の福谷浩司投手が坂倉将吾選手に10号ソロを浴び、先制点を献上。5回には秋山翔吾選手のタイムリーで2点目を許します。 打線は6回まで九里亜蓮投手の前にわずか1安打。4回には2アウト3塁まで進めましたが、細川成也選手が空振り三振に倒れました。 2点を追う7回、先頭の福永裕基選手が打ち取られた当たりも、ラッキーな内野安打で出塁。しかし続く川越誠司選手がファーストライナーでダブルプレーとなり、一気に2アウトとなります。 それでも4番の細川選手が内野安打、5番の宇佐見真吾選手が連打で2アウト1、3塁とすると、6番のカリステ選手はつまりながらもレフト前へはじき返し、1点を返します。 広島はここで2番手の左腕ハーン投手へ。中日は代打のブライト健太選手が四球を選び、満塁とチャンスが拡大。さらに代打で石川昂弥選手を送りますが、内野ゴロに倒れ、絶好のチャンスを逃しました。 8回は途中出場のドラフト3位ルーキー辻本倫太郎選手がプロ初ヒットを記録。1アウト2塁の好機をつくるも無得点に終わります。 9回も栗林良吏投手から得点が奪えず。5回2失点の福谷投手が今季1敗目(1勝)を喫しました。 チームは51勝66敗で再び借金が15にふくらんでいます。