ライジングゼファー福岡が「マジッククオーター」発動 10点差逆転しクラブ新16連勝 途中出場の中村太地が攻守で大暴れ【Bリーグ2部】
◆りそなBリーグ2部(B2)福岡87―79信州(18日、照葉積水ハウスアリーナ) 西地区首位のライジングゼファー福岡が逆転勝利でクラブ記録を更新する16連勝を飾った。 ■相手も戦慄!? ジョシュア・スミスの圧巻ダンク【写真】 前半は相手の堅い守備に苦しめられ、34―44と10点のビハインドを負ったが、浜口炎監督が「マジッククオーター」と重要視する第3クオーターにチームが躍動。途中出場の中村太地がスチールし、3点シュートも立て続けに決めるなど試合の流れを変え、一気に逆転した。中村は3点シュートを5本成功させ、チームトップの25得点。途中出場が続く中でチームが連勝を伸ばす状況に「バスケットは流れのスポーツ。ベンチから出ることが僕のキャリアでは多く、相手の状況を見て流れを変えられるのは強みと思っている」と胸を張った。 11月に加入してからゲームメークと得点源を担うアンドリュー・ランダルを軽い股関節痛で欠いた中での逆転勝利。浜口炎監督は「彼がいない中で勝ちきったのは大きい」と手応えをつかんでいた。チームは21、22日の両日、北九州市立総合体育館で愛媛と対戦する。
西日本新聞社