マツダ ファミリア・ハッチバック1500XG(昭和55/1980年6月発売・BD1051型)【昭和の名車・完全版ダイジェスト112】
VARIATION
シャシのバランスは取れていたが、ハイパワーを知った層からは非力という声もあった。それを解消するために、昭和58年(1983年)1月には電子制御燃料噴射を採用、さらに同年の6月にはターボモデルも設定され、続々と車種が追加されていった。マツダの力の入れ方とファミリア人気を象徴している。
TOPIC
ファミリアXGは、80-81日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞した。これは同賞の第1回にあたり、マツダだけでなく、日本の自動車産業にとっても記念すべき出来事となった。この後しばらくはFFコンパクトハッチのブームともいえる時代が続くことになる。ある意味ファミリアがもたらしたムーブメントと言える。
マツダ ファミリア・ハッチバック1500XG(BD1051型)諸元
●全長×全幅×全高:3955×1630×1375mm ●ホイールベース:2365mm ●車両重量:820kg ●エンジン型式・種類:E5・直4SOHCターボ ●排気量:1490cc ●最高出力:85ps/5500rpm ●最大トルク:12.3kgm/3500rpm ●トランスミッション:5速MT ●タイヤサイズ:175/70SR13 ●新車価格:103万8000円
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