昭和の元祖「ハイオーナーカー」の日産初代「ローレル」を引き継いで43年…オーナーが語るパーツ確保とコンディション維持の苦労とは
パーツ探しは苦労の連続! 目下の目標はサイドウインカー探し
奥村さんによるとL型エンジンを搭載する2代目C130型ローレルと異なり、エンジンもG20型で現存数も少ないため、C30型ローレルの部品の確保はかなり大変だそう。 「ローレルとはいえ、意外とマイナーなので、パーツの確保にもかなり苦労しています。じつはフロントのサイドウインカーも前オーナーによって別のパーツが装着されていて、ようやく片側はオリジナルが入手できたので、反対側が入手できたら、元に戻す予定です」 そのほか、センターに「L」のロゴが入る貴重なホイールキャップも走行中に外れないよう、ホイールとタイラップで固定したり、ブリヂストンのSF375ホワイトリボンタイヤを大切にキープするなど、現状維持にもかなり苦労している。 「でもやっぱりこのクルマに乗るのは楽しいんですよね」 と笑顔の奥村さん。良いオーナーに巡り会うことで、いつまでも大切に維持されている貴重な1台なのだ。
勝村大輔(KATSUMURA Daisuke)
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