ガンプロの“イッテンヨン”で勝村周一朗がSOG世界無差別級を盤石の初V。敗れた大家健は1・6豊中でのタッグ王座戦でリベンジを宣言【ガンプロ】
ガンバレ☆プロレスが1月4日、東京・板橋グリーンホールで「2024年ガンバレ☆闘い始め」を開催した。昨年12月27日の後楽園ホールでスピリット・オブ・ガンバレ(SOG)世界無差別級王座を戴冠した勝村周一朗が大家健の挑戦を退け初防衛に成功。敗れた大家は6日、大阪・豊中市176BOXで行われるSOG世界タッグ王座戦でのリベンジを期した。 暮れの悲願のベルト奪取から、わずか8日。勝村の防衛ロードが始まった。序盤腕の取り合いから、勝村がヘッドシザース、ドロップキックを放てば、大家はショルダータックル。左足に的を絞った勝村はドラゴンスクリュー、アキレス腱固めで攻めていく。大家もDDT、ミサイルキック、逆エビ固めで反撃。勝村は裏アキレス腱固め、ヒザ十字と関節地獄へ。大家もエプロンでのDDT、場外めがけたジャンピング・ショルダー。さらにカミカゼ、ダイビング・ショルダーと猛攻も、勝村が飛びつき腕十字で逆襲。大家がハリケーンドライバー、スピアー、新・炎のスピアーを狙うも、勝村は冷静にフロントハイで迎撃し、ヒザを叩き込む。勝村がフィッシャーマンバスターを繰り出せば、大家はブレーンバスターで返す。だが、勝村はニンジャチョークで絞め上げると、必殺のトリプルスリー3ロックで捕獲し、大家からギブアップを奪った。
マイクを持った勝村は「いろんなことがあるけど今、俺たちができることはプロレスをすることで。みんなもそうじゃん。東京ドーム行かないでさ。東京の外れでプロレス見てさ。それしかできないじゃん。だから俺たちはプロレスをやるしかなくて、みんなをプロレスで楽しませて喜ばせて“ガンバレ、ガンバレ”って言い続けます。だからみんなも今日、笑顔になれたら約束してください。悲しいこと、つらいことがあっても笑顔でいてください!」とファンに語りかけた。そして、大の字の大家に「大家健、お前、俺たちそれを発信するガンバレ☆プロレスの代表だろ! 俺に1回負けたぐらいで、そんな顔してんじゃねぇ! 悔しかったら立ち上がって何回もみんなを勇気づけろ!」とゲキ。 立ち上がった大家は「勝村、ショックだよ! (入場式で)今日勝って大谷翔平を超えるって宣言してんのは、この俺だぞ! 勝つどころか負けてんだよ! どうやって大谷翔平超えるんだよ! 恥ずかしくて顔から火が出そうだよ! でもな、何年も生きていたら赤っ恥はいくらでもあると思います。俺たちはそれを乗り越えて生きているわけじゃないですか! そういう経験を積んでまた一つ大きな自分になれる! 勝村周一朗の言葉を聞いて思いました! 悔しかったよ! 泣きたいよ! でも勝村周一朗が笑えというなら笑顔でいてやろうじゃねぇか!」と返した。
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