前園真聖「久々に“日本代表強いな”と…」2026年のワールドカップで“ベスト8以上”を目指す森保ジャパンに言及
藤木直人、高見侑里がパーソナリティをつとめ、アスリートやスポーツに情熱を注ぐ人たちの挑戦、勝利にかける熱いビートに肉迫するTOKYO FMのラジオ番組「SPORTS BEAT supported by TOYOTA」(毎週土曜 10:00~10:50)。10月26日(土)の放送は、元サッカー日本代表の前園真聖(まえぞの・まさきよ)さんをゲストに迎えて、お届けしました。
◆前園真聖から見た今のサッカー日本代表は?
藤木:お話を伺っているのが、W杯(ワールドカップ)アジア最終予選・オーストラリア戦の試合前ということで、僕たちはまだ結果を知らないんですけれども(※オーストラリア戦は1-1で引き分け、勝ち点合計10で現在グループC1位)、オーストラリア戦前までの日本代表は本当に順調すぎるほど順調ではないですか? 前園:そうですね。これまで最終予選は、初戦でつまずいたりすることもあったんですけど、今年は特に攻守にわたって非常に良いサッカーをしていて、久々に“日本代表、強いな”と思いましたし、安定しているように見えますね。 藤木:その理由として何かきっかけがあるのでしょうか? W杯カタール大会では、ドイツやスペインを破ってすごかったですけど、その直前などは森保一監督に対する選手の不満が少し垣間見れたりする瞬間もありましたよね。 前園:選手からもコメントが出たりしましたが、まず4年+4年の8年(2018~2026年)という任期は、これまでの日本代表監督ではなかったことなので、(2018年からの)4年間の積み重ねがあったなかで、森保さんは「この(留任後の)4年をまた違う形で変えていく」というところで、最初、選手には少し戸惑いがあったとは思います。 藤木:森保監督自身が変えようとしている部分があると? 前園:目指しているのは「W杯でベスト8以上」というところなので、システムもそうですし、サッカーのやり方もそうですし、(カタール大会後の)4年で新しいことをやり始めて、そこで選手の“不満”というか、「これからどうするの?」という声が出てきたのは確かでしたね。でもそれが今、良い形になってきている段階です。