展示会場のドアを開けたら……？

　人間の「気まずい」感情をテーマにした企画展示がX（Twitter）で注目を集めています。 【画像】“気まずすぎる瞬間” 　投稿者は、クリエイティブディレクターの明円卓さん。自身が手掛ける「新！いい人すぎるよ展＆すぎるよすぎるよ展」のテーマ展示の一つ「気まずいすぎるよ展」を紹介しました。 　投稿された動画には、物置のようなサイズ感のボックスが登場。奇抜な紫一色の壁にドアノブが付いており、中には何が？　と好奇心をかき立てます。 　いざドアを開けてみると、現れたのはスマホを眺めながら休んでいる1人の男性。実はこの個室と男性自体が、「扉を開けたらスタッフが休憩中だったとき」と題された展示物だったのです。目が合った瞬間が確かに気まずい……！

全国7都市で開催「新！いい人すぎるよ展＆すぎるよすぎるよ展」のテーマ展示

　この「気まずい瞬間」の展示を紹介する投稿は1490万回以上表示され、15万件以上のいいねを獲得しており、「室内の壁や床がくっそ汚いの解像度高い」「このスタッフ役めっちゃやりたい」「行きたすぎる」などの声が寄せられました。 　ちなみに、中で休んでいるスタッフ役の人は「とにかく休憩していればOK」なようで、「反応してもいいし、YouTube見てても、ご飯食べてても」「後ろ向いたままでもマスクでも自由」というルールで待機しているのだそうです。

国内7都市で開催

　明円卓さんが手掛ける「新！いい人すぎるよ展＆すぎるよすぎるよ展」は、2023年に開催された「いい人すぎるよ展」以来、累計来場者数27万人を記録するなど反響を呼んだ展覧会のシリーズ最新作です。 　今回は好評の「日常に潜む“いい人”を集めた展示」に加え、「かわいい人」「大人」「気持ち良い」「せかいのふしぎ」「心配」「切ない」「面倒くさい」といった感情にまつわる展示を実施。「気まずい」もその1つなのです。 　「新！いい人すぎるよ展＆すぎるよすぎるよ展」は、11月22日より大阪、東京、福岡、横浜、名古屋、札幌、広島の7都市で順次開催。会期中は前半と後半で異なる展示内容を用意しています。