パリ五輪で躍動→NBA復帰を果たしたヤブセレ。「シクサーズがどれほどいいか語ってくれた」と決断を後押しした2人のOBとは<DUNKSHOOT>
そんなヤブセレにとって、シクサーズはフランス代表の同僚が所属してきた球団でもある。元代表のティモティ・ルワウ・キャバロはNBAキャリア6年のうち、最初の2シーズンはシクサーズに所属。さらに、今夏のパリ五輪で代表引退を表明したニコラ・バトゥーム(現ロサンゼルス・クリッパーズ)も、昨季序盤のトレードでシクサーズに加入し、就任1年目のニック・ナースHC(ヘッドコーチ)の下でプレーしてきた。 「ティモティは僕がここへ来る前に所属していた。この街について少し教えてくれたんだ。けど、噂がインターネットへ流れてからは、ニコラと話していたよ。彼はニックがコーチとしてどれだけ優秀なのか、あとはこの街やファンについても話してくれた。それに僕がこのチームに入ればどれほどいいかも語ってくれたんだ」(ヤブセレ) 現状で、シクサーズの予想スターターはバックコートがマクシーとウーブレイJr.、フロントコートはジョージ、マーティン、エンビードの布陣。ベンチにはラウリーやゴードン、マーティン、アンドレ・ドラモンドらが控えているだけに、ヤブセレがフロントコートでローテーション入りできるか注目していきたいところだ。 文●秋山裕之(フリーライター)
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