【6月から増額】年金の見込額は「14万円」です…老後の年金を増やす方法はありますか?
増額制度を賢く利用しよう
本記事では、老後に受け取れる年金額が増額する制度について紹介していきました。 現代社会において、年金のみで老後生活を維持することは難しく、老後の生活費をまかなうためには年金以外の収入源を確保することが不可欠です。 生活費の補填として老後資金を切り崩すのも手段の1つですが、老後は医療費や介護費など大きな出費が想定されます。 そのため、生活費の赤字として老後資金を切り崩す前に、老後に受け取れるお金が増える増額制度を受けられないか検討できると良いです。 まずは、ご自身の受け取れる年金見込み額について「ねんきん定期便」や「ねんきんネット」などで確認をしてみましょう。 そのうえで、現状の年金見込額では老後生活が赤字になると感じた方は、今のうちから老後資金の準備をしつつ、増額制度を賢く利用できるよう要件などをしっかりと理解しておけると良いでしょう。
参考資料
・厚生労働省「2022(令和4)年 国民生活基礎調査の概況」 ・厚生労働省「令和6年度の年金額改定についてお知らせします」 ・厚生労働省年金局「令和4年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」 ・全国国民年金基金「国民年金基金制度とは?」 ・日本年金機構「年金の繰下げ受給」 ・厚生労働省「年金生活者支援給付金制度について」 ・日本年金機構「高齢任意加入」 ・三鷹市「高齢任意加入制度」 ・上三川町「国民年金の高齢任意加入」
和田 直子