大阪・吉村知事、自粛解除の基準公表(全文4完)次の波に備えオンライン授業を
臨床医の声が反映されていないのではないか
記者1:すいません、「大阪モデル」を作るに当たってなんですけれども、以前、開いたような、専門家の方を直接呼んで会議をするみたいな形のが今回はなかったと思うんですけど、それに対してはなぜなんでしょうか。要は現場の臨床医の声とかがなかなか反映されてないのではないかという懸念もあるかと思うんですが、いかがでしょうか。 吉村:これは阪大の朝野先生、現実に阪大でコロナの対策もやられていますので、朝野座長の意見、あとはそれ以外の専門家の意見、皆さまの意見も聞いてこの間やったということです。今日1日で決めたわけじゃなくて、5月の2日に僕が方針を発表してから今日まで数日間ありましたから、その間にそういった専門家の意見も聞いて判断してる。だからつまりそういった意味では現場の先生の意見も、全部の先生の意見を聞くわけにはいきませんが、現場の先生の意見も聞いた上での数字だとご理解いただいていいかと思います。 司会:ほかにございますでしょうか。
対策本部会議に経済の専門家を呼ぶ考えはあるか
エルマガジン社:すいません、エルマガジンの岡田です。会議の在り方なんですけれども、きのうの専門家委員会の会見でも感染症の専門家の意見だけとなっていて、経済の専門家の声も反映させてほしいというふうに要望を出しているっておっしゃっていたんですけれども、府のほうでは今後、対策本部会議のほうに経済の専門家などの意見を取り入れたりとか、呼ばれて実際に会議に参加していただくみたいな方向性は考えられていますか。 吉村:実際に経済界の方からこのコロナ対策での意見書、要望書っていうのもいただいていますので、そこは随時、反映はしていきたいと思います。必要があればお呼びもしたいと思います。僕自身も両方の意見を聞くっていうのが重要だと思っているので、そういった意味では、すでにいろんなところから出されている経済界の意見は含みおきながら僕自身はやっているというふうには認識をしています。それがどうも不十分だとなれば、それは聞くことがあるかもしれませんが、それは臨機応変に判断はしていきたいと思います。 もう1つ、やっぱり大阪府の専門家会議もやっていますが、専門家の意見を聞いていますけど、最終的に判断をするっていうのは専門家の皆さんではないっていうような認識もあるので、分からない、知識がないのでそこを教えてもらうっていう意味では専門家の意見を聞きますが、最終的には経済界の意見も聞きながら僕自身がトータルで判断していく。もしこれがバランス悪いとなれば、経済界から呼ぶかもしれませんが、今は、その予定は今のところはないです。