トヨタがミニバン「アルファード」「ヴェルファイア」に追加、PHV車の仕様
トヨタ自動車は高級ミニバン「アルファード」と「ヴェルファイア」にプラグインハイブリッド車(PHV)仕様を追加し、2025年1月31日に発売する。同社によるとミニバンのPHVは日本初という。電気自動車(EV)走行換算距離は73キロメートルで、音や振動の少ないEV走行と、エンジン併用による長距離移動を両立する。同PHVの月間販売台数目標は200台、消費税込みの価格は1065万円から。子会社のトヨタ車体で生産する。 【写真】アルファードのPHV仕様車 両ミニバンは運転手付きの車「ショーファーカー」としても多く利用される。PHV仕様を追加することで、移動における静粛性や乗り心地などを高める。大容量リチウムイオン電池(LiB)を床下に搭載し、低重心で安定した走りも実現する。 併せて、ガソリン車とハイブリッド車(HV)の仕様もデジタルインナーミラーを全車標準装備するなど一部改良し、同年1月7日に発売する。 自動車のサブスクリプション(定額制)サービス「KINTO(キント)」でも、同年1月9日から個人・法人を問わず、両車種のPHV仕様と改良したガソリン車、HVの取り扱いを始める。