【週末J2まとめ】横浜FCが清水との上位対決に勝利。仙台は新体制の栃木を破って4連勝を記録 | Jリーグ
【国内サッカー ニュース】明治安田J2リーグは5月18日と19日に第16節が開催。今節は珍しく首位の清水エスパルス以外の上位チームがほとんど勝利する週末となった。
今節、注目されたのは横浜FCと清水エスパルスの上位対決だ。 J2最少失点の横浜FCとJ2最多得点の清水が激突した試合は、17分に試合が動く。ショートコーナーから井上潮音がファーを狙ってクロスを送ると、走り込んできたガブリエウがヘディングシュート。これがゴールに決まり、横浜FCが先制に成功した。 後半は清水がより攻勢に厚みをかけたが、横浜FCは粘り強い守備で対応していく。そして後半アディショナルタイムには中村拓海のクロスから櫻川ソロモンがヘディングで合わせ、そのこぼれ球を伊藤翔が押し込んで突き放しに成功。首位を相手に快勝した横浜FCがJ2通算300勝目を飾った。 鹿児島ユナイテッドと対戦した2位のV・ファーレン長崎は、序盤からペースを掴んでいき、10分にマルコス・ギリェルメが決めてリードを奪うことに成功。これで一気に勢いに乗ると、後半にはマテウス・ジェズス、松澤海斗にゴールが生まれ、最終的に3-0で快勝した。 3連勝中のベガルタ仙台は、小林伸二新監督が就任した栃木SCと対戦。試合は9分に南野遥海のゴールで栃木が先制する展開となったが、好調を維持する仙台はすぐさま中島元彦のゴールで同点に追いついて見せた。すると、後半にも中島がゴールを奪って逆転。再出発を切った栃木の初陣を打ち破り、4連勝を記録している。 その他、愛媛FCを7-1で粉砕したジェフユナイテッド千葉は8位。藤枝MYFCとの一戦に挑んだレノファ山口FCは、後半アディショナルタイムにFW末永透瑛のJリーグ初ゴールで劇的勝利を収めている。 ■J2リーグ第16節 結果 山形 0-2 秋田 水戸 1-1 大分 群馬 0-1 いわき 千葉 7-1 愛媛 横浜FC 2-0 清水 徳島 1-2 熊本 鹿児島 0-3 長崎 岡山 2-0 甲府 山口 2-1 藤枝 栃木 1-2 仙台