モチモチ「触感」といわれても…ヘビを首に巻けますか? 長崎鼻パーキングガーデンでの体験は女性や子どもに人気だそう
鹿児島県指宿市山川の長崎鼻パーキングガーデンでは、体長1メートルを超えるヘビを首に巻く体験ができる。ニシキヘビの一種で、アフリカに分布する「ボールパイソン」。動物課主任の吉岡貴一さん(31)は「毒もなくおとなしい種類で、特に女性や子どもに人気」と話す。 【写真】期間限定で首巻き体験ができる白いボールパイソン=指宿市の長崎鼻パーキングガーデン
黒や茶褐色の模様が特徴の「ヘビ男」(雄12歳)は、この道10年以上の“ベテラン”。室外に出されても動じることなく、吉岡さんの腕に巻き付いて舌をチロリ。体重は約2キロあり、首に乗せると「ヘビーな重量感」とモチモチとした触感を楽しめる。正月は期間限定で白い個体の「ヘビ姫」(雄1歳)も参加予定だ。 園内には別の白ヘビを祭る「白蛇神社」もある。触れることはできないが、ガラス越しにゆったりと横たわる姿を観察できる。同園によると、白いヘビは縁起のいい動物で知られ、宝くじや事業の成功を祈願しに訪れる客も多い。 ヘビ以外にもインコやリスザル、ポニーなど約50種類以上の動物を飼育しており、吉岡さんは「ぜひ家族で遊びにきて」。入園料は高校生以上1200円、中学生以下600円(3歳以下無料)。年中無休。
南日本新聞 | 鹿児島