【来日直前独占インタビュー】ヴァレンティーノ・ロッシ選手が5年ぶりに来日!…BMWの4輪ドライバーとしてWEC第7戦富士での意気込みと、日本でしたいこととは?
初走行の富士への備えは万全。MotoGP時代のヤマハスタッフにも会いたい
──あなたはもてぎや鈴鹿はおそらく数えきれない程にテストやレースで走ったことがあるでしょうけれど、富士を走るのは初めてですか? ロッシ:富士にはまだ行ったこともなければ、コースを実際に走ったこともないので、富士に行けると分かった時からシミュレーターで何度も練習をしています。 富士でのレースはWEC最終戦のひとつ手前のレースで、チャンピオンシップ争いのポイント獲得にも非常に重要な意味を持つラウンドとなります。また、私をMotoGP時代から長く応援し続けてくれている熱心な日本のファンの皆さんとやっと5年ぶりに再会が出来るとともに、数多くのモータースポーツファンと新たにお目にかかれる日が間もなく訪れることを、心から楽しみにしています。 ──5年ぶりの来日にレース以外で楽しみにしていることもあるのでしょうか? ロッシ:私は日本にいる旧友たち、そして私をMotoGP時代に支えてくれたヤマハのエンジニアや関係者ともコロナ禍以降に日本での再会を必ず果たしたいと願っていますし、その日が近づいていることにワクワクしています。 * * * 幼少の頃から日本人ライダーに憧れていたロッシは、MotoGPを引退した後も日本や日本のライダー、バイクメーカーへの強い尊敬の意を表し続けている。また、その気さくで飾らない性格、そしてどんなに多忙なレースウィーク中にも、公式プログラムに組み込まれているドライバーサイン会以外に、1日に何度も別途個人的にファンサービスをしてくれる。時間の許す限りファンとの交流の機会を設けて、遠くから足を運んでくれたファンに1人ずつ丁寧に対応することでも有名で、MotoGPの現役を退いた後もそのファンへの真摯な態度は変わらず、その人気は全く衰えることはない。AMW読者のみなさん、富士でのロッシの活躍を応援しようではありませんか。
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