【特集】家族と戦国武将を愛するアメリカ外交官に密着!相手の立場に立ち、粘り強く、理解を深める…日米の“食の懸け橋”となり奮闘する日々
アレックス・ブランバーグさん(37)は外交官として、アメリカ政府を代表して日本にやって来ました。お堅いイメージの外交官ですが、戦国武将が大好きで家にはフィギュアだらけという“おちゃめ”な一面も。日本語がペラペラで日本文化にも造詣が深いアレックスさん。愛する妻と息子たちに支えられ、アメリカと日本の“架け橋”として奮闘する日々に密着しました。 ※情報は全て2023年4月10日放送時点のものです。 【動画で見る】“食”を通じて日本とつなぐ―アメリカ総領事館の外交官の奮闘の日々にカメラが密着
日本文化を愛するアメリカ外交官「日米の関係がどんどん強くなっていくのが目標」
今回の主人公、アレックス・ブランバーグさん(37)は、アメリカ合衆国からやって来た外交官です。外交官と聞くと、“お堅い”印象がありますが…。
ある春の日の大阪城公園。カジュアルな格好をしたアレックスさんが、大阪城の写真を撮っていました。 (アレックスさん) 「いやもう、最高です!桜の白っぽいピンク色と、青空と、石垣のグレー、ベストコンビネーションです」 さらに、お堀の橋から石垣を眺め…。 (アレックスさん) 「良いですね。外側の壁が低い分、中のほうが高いというのは、攻める側の気持ちになると、『この城は攻めにくいんだな』と、よく分かります」
流暢な日本語を話し、日本文化にも造詣が深いアレックスさん。ミッションは「日本にアメリカの食文化を売り込むこと」ですが、大切にしているのは「お互いを知ること」だといいます。 (アレックスさん) 「アメリカと日本の2か国の関係が、どんどん強くなっていくのが目標です」
奥様に一目惚れして猛アタック!家には戦国武将のフィギュアがずらり…外交官の素顔
アレックスさん一家は、妻・麻理さん(37)、長男・ジョージくん(4)、二男・ルイくん(2)の4人家族です。アレックスさんの仕事は平日午前8時半から午後5時半まで、残業は基本的にありません。土日は休みで、休日は家族そろって過ごすのが、アレックスさん一家のルールです。
アレックスさんは、麻理さんの笑顔と優しさに一目惚れし、猛アタックの末に結婚しました。 (アレックスさん) 「日本語で、『結婚してください』って。頑張りました(笑)」
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