「ブリヂストンレディス」が開幕! 山下美夢有の“大会史上初の連覇”はなるか!? 注目選手と見どころを紹介【JLPGAトーナメント観戦ガイド】
2023年大会は16アンダーと圧倒的な実力をみせ優勝を果たした山下美夢有は、今大会初の大会連覇が期待される。ブリヂストンレディスのプレーバックから会場へのアクセスまで、観戦に役立つ情報を紹介!
5月16日(木)~5月19日(日)ブリヂストンレディス2024
会場:袖ヶ浦カンツリークラブ 袖ヶ浦コース/18ホール、6731ヤード、パー72) 賞金総額:1億円、優勝賞金:1800万円 中京GC石野コースで行われた2023年のブリヂストンレディスは22年の年間女王だった山下美夢有が圧勝で23年シーズンの2勝目、通算8勝目を飾った。首位からスタートし、同じ最終組の岩井明愛、鈴木愛が序盤に崩れるのを横目にノーボギーの6バーディで「65」をマーク。通算18アンダーで後続に7打差をつけた。
プレーバック2023
最終ラウンドを2打差の首位で出た山下美夢有は、1番でバーディを奪う絶好のスタート。4番、8番もバーディとすると、後半も3つのバーディを奪い、通算18アンダーまでスコアを伸ばした。山下は、2位に7打差をつける圧勝。7打差をつけられたとはいえ、2位には岩井明愛がいる。
主な副賞
優勝副賞として、2024年大会はトヨタ自動車株式会社「YARIS」が贈られる。その他、ベストスコア賞(50万円)、ホールインワン賞(100万円)、イーグル賞(100万円・No.16大会最終日のみ達成者全員)、ベストアマチュア賞が用意されている
プロゴルファー兼みんゴル特派記者中村修が語る注目選手
「袖ヶ浦CC袖ヶ浦Cは大小含めドッグレッグが8ホールあります。特に2番ホールは強烈な右ドッグレッグです。このようなホールレイアウトなので、球筋を打ち分けられる選手、もしくはフェアウェイキープ率が高い選手が有利だと思います。また2グリーンということもあり、グリーンが小さくスピードも出ているので高速グリーンに対応できる選手にも期待したいですね。今回は先週優勝の岩井千怜、前回優勝の山下美夢有と、今季国内ツアー初参戦の吉田優利に注目しました」と中村。
大会史上初の連覇を狙う山下美夢有
プロフィール 23年の最終戦「リコーカップ」も大会連覇となるツアー11勝目で2年連続の年間女王に輝いた山下美夢有。23年は平均ストローク「69.9714」をマーク。シーズンを通して平均ストローク60台を記録したのは19年の申ジエ(69.9399)以来、2人目で日本勢としては初めて。前回大会では圧倒的なスコアで優勝、自身初の大会連覇を狙う。 2024年度スタッツ(2024年5月8日時点) メルセデス・ランキング:5位/平均ストローク:70.1(2位)/パーオン率:71.5(11位) 中村修からのコメント 先週のRKB×三井松島レディスでのパッティングが印象的です。今大会はグリーンが小さく、マンデートーナメントではグリーンが早いとの声が多数ありました。早いグリーンに対応でき、且つ正確なショットが持ち味の山下選手に注目したいです。