北朝鮮のICBM大陸間弾道ミサイル発射受け 米韓が移動式発射台ターゲットに合同軍事演習
北朝鮮が31日午前、ICBM=大陸間弾道ミサイルを発射したことを受け、アメリカと韓国の空軍が移動式発射台を標的に見立てるなどの合同軍事演習を実施しました。 韓国国防省によりますと、韓国空軍は、アメリカ空軍と合同で精密誘導兵器を装備した戦闘機のほか、無人機も参加して、空中軍事訓練を行いました。 31日の訓練では、北朝鮮によるICBM発射を受け、特に、敵のTEL(テル)=移動式発射台をターゲットにした訓練のほか仮想のレーダー網を潜り抜けて、秘密裏に敵国の指導部を打撃する訓練などをしたということです。 韓国軍は、「北朝鮮によるさらなる挑発に備えて、米韓が緊密に連携し、圧倒的な反撃能力と態勢を常に維持する」と強調しています。 「フリーダムフラッグ」と名付けられたこの米韓軍事演習は、今月21日から始まり、あす1日まで実施する予定です。
テレビ朝日報道局