「永野芽郁しか勝たん…!」超かわいい演技が堪能できる出演映画(1)本当に遊んでる? 天真爛漫さ爆発の傑作
飾らない、自然体の演技によって老若男女から愛される女優・永野芽郁。彼女の、キュートな魅力がたっぷり詰まった代表作を5本セレクト。観ているだけで多幸感にひたれること請け合いの、必見のラインナップをご紹介する。今回は第1回。
『PARKS パークス』(2017)
監督:瀬田なつき 脚本:瀬田なつき キャスト:橋本愛、永野芽郁、染谷将太 【作品内容】 井の頭公園100周年記念として製作された、吉祥寺を舞台にした青春映画。吉祥寺で1人暮らしをしている女性大生の純(橋本愛)のもとに、高校生のハル(永野芽郁)が訪れる。純はひょんなことから、ハルと協力して、彼女の亡き父・晋平の元恋人を探すことになるのだが…。 監督を務めたのは、思春期の少女をヴィヴィッドに描く作風で知られる、1979年生まれの女性監督・瀬田なつき。多彩な音楽が楽しめる作品でもあり、トクマルシューゴ、澤部渡(スカート)、高田蓮をはじめ、多くのミュージシャンがゲスト出演をしている。主題歌は相対性理論の『弁天様はスピリチュア』。 【注目ポイント】 永野芽郁が演じるのは、謎の女子高生・ハル。登場するや、主人公・純のアパートにズケズケと入り込み、持ち前の天真爛漫さを発揮して、死んだ父の元カノ探しに巻き込んでいく。白昼の井の頭公園を走り回るシーン、卒論執筆に励む純の気を引くために、アコースティックギターをかき鳴らすシーンなど、本当に遊んでいるかのような自然体の演技が魅力だ。 全編に渡って吉祥寺の街が生き生きと、立体的に描かれている。純とハルが、井の頭公園やハーモニカ横丁をはじめ、吉祥寺の有名スポットを遊覧する場面が豊富にあり、吉祥寺好きは必見の作品となっている。ちなみに、永野は、吉祥寺の名物商店街・サンロード付近でスカウトされたのが、芸能界入りのきっかけである。 縁の深い土地で伸び伸びとした表情をみせる、永野のピュアで真っ直ぐな演技が見どころだ。
編集部