花守さんは「転がり続けてもう10年。時々、みんなどうしているんだろうと思いを馳せて、彼女たちの歌を聴いている時があります。あの頃は一生懸命だからこそ見えなかったものも、今なら見えるんじゃないかなんて。改めまして『ローリング☆ガールズ』10周年おめでとうございます！　これからも転がり続けよう！　ガンバレ！！」とコメント。

　出合小都美監督は「5周年あっという間だと思っていたら早くも10周年ということで、時が経つ速さに驚きを覚えつつも、普遍的な物語を持った作品というのは、思い出したい時、変わらぬ熱量を帯びてずっとそこにあり続けてくれるものなのだなぁと改めて勇気づけられました。また皆様と一緒に望未たちの旅路を思い返せることが何よりうれしいです。10周年、おめでとうございます！」と語っている。

　脚本のむとうやすゆきさんは「“選ばれた存在”ではないけどがんばる子たちに会いたくて、10年と少し前に『ローリング☆ガールズ』を書きました。望未、結季奈、逢衣、千綾に姿を与えてくれたtanuさん、北田さん。声を聴かせてくれた小澤さん、日高さん、種田さん、花守さん。楽しくいきいきと動かしてくれた出合監督。友だちになってくれたあなた。本当にありがとう。これからも4人をよろしくお願いいたします！」と呼びかけている。

　「ローリング☆ガールズ」は、WIT STUDIO初のオリジナルテレビアニメとして、2015年1～3月に放送された。「ガールズ×青春×ロードムービー」がテーマで、地方自治を巡る東京大決戦の終結から10年が経ち、都道府県が全て独立国家となった列島を舞台に、平和請負人代行（世直し）を務めることになった4人の少女たちが平和を守る旅に出る姿が描かれた。