九州・霧島連山の麓に「ドレスアップカー」が大集合!「エクスペディション杯」復活の理由は「若い世代にクルマに興味を持ってもらいたい」から
オールジャンルのユーザーが生駒高原に集結!
愛車をドレスアップしてそのカスタムを評価し、ユーザー同士の交流を深めるカスタムイベントが、毎週末日本各地で開催されています。今回は、2024年6月16日に宮崎県小林市にある生駒高原で開催されたドレスアップイベント「第一弾エクスペディション杯」の模様を紹介します。 【画像】雄大な霧島連山の麓で開催! ドレスアップイベント「第一弾エクスペディション杯」を見る(23枚)
霧島連山の麓で開催されたドレスアップカーイベント
「第一弾エクスペディション杯」の会場は、宮崎県小林市にある生駒高原駐車場だった。この地域は、鹿児島県と隣接する県南西部に位置し、その県境に広がる火山群、霧島連山の北側にある。焼酎を嗜む人なら知らない人はいないであろう、全国的に知名度がある芋焼酎「黒霧島」を製造する霧島酒造の命名元となった山々だ。 そして、生駒高原は、その雄大な霧島連山を背景に、約9万平方メートルの広さを誇り、ポピーや紫陽花、コキアやコスモスといった花々が咲き乱れる美しい場所。その一角の緑に囲まれた駐車場で、このイベントが開催された。 主催は、この地元でドレスアップセダンを中心としたクルマ好きが集まるチーム「エクスペディション」。チームをまとめる新井将伍さんの愛車は、50系の前後まわりを移植した40系のレクサス「LS」で、全国各地のイベントにも自らも参加することで多くのユーザーとの交流を深めている。2013年に1度同じイベントを主催しており、2023年度にミーティングという形で復活。そして今回、再びイベントとして再開したことになる。
クルマをカスタムする愛好家が大集結
ひと言で「クルマ好き」と表現しても、そこには多用な趣向が含まれる。メーカー、車種、クルマのカテゴリー、クラシックカー、チューニングカー、痛車などなど。その中でも、ドレスアップというジャンルは、軽自動車からミニバン、高級セダンまでクルマのカテゴリーを越え、幅広いユーザーに支持されているのが特徴だ。 ノーマルのクルマをベースに、足まわり、外装、オーディオといった外観や質感、雰囲気を重視してカスタムするのがドレスアップの流儀。その昔は、速さやパワーなどを追求したチューニングが大流行していたが、クルマ趣味ならではのオイル臭さなどを排除したオシャレな改造文化として派生したのが、この「着飾る」=ドレスアップ。それが時代を追うごとに進化し、その度合いを評価しあうコンテスト形式のイベントが発生。それが全国規模で広がり、イベントの大小は問わず、各地で盛り上がっているというわけだ。
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