【決定版】防災プロの自宅を訪問!何を備えている「台風7号あす関東に最接近」「大阪で大規模停電」5年保存水、火を使わない湯沸かし、簡易トイレは感染症防ぐ使い方を覚えよ!
災害時に命を守る「防災グッズ」。皆さんは自宅に不足なく十分に備えられているでしょうか? 台風や停電、地震などが相次いでいるこの夏、“防災のプロの自宅”を実際に見て、災害への備えを学びました。 【画像を見る】防災プロの自宅は…停電でも使えるウォーターサーバー 電気ガス使わない「湯沸かし」など
◆台風はあす関東に最接近
台風第7号は、暴風域を伴って小笠原近海を発達しながら北上し、16日から17日にかけて、強い勢力で東日本や東北地方に接近するおそれがあるということです。東日本や東北地方では17日にかけて、雷を伴った猛烈な雨や非常に激しい雨が降り、大雨となる所がある見込みです。 ▼16日6時までに予想される24時間降水量(多い所) 関東甲信地方150ミリ 東海地方100ミリ 東北地方80ミリ ▼17日6時までに予想される24時間降水量(多い所) 関東甲信地方300ミリ 東北地方、東海地方120ミリ
◆真夏の夜に大規模停電
いっぽう15日未明、大阪で大規模な停電が発生しました。原因はまだ調査中です。大阪市中央区、北区、城東区、都島区、旭区、東成区などで停電し、関西電力送配電によると、最大で24万4600軒が停電して、各家庭のエアコンはもちろん、信号なども消えました。 現在は全ての地域で復旧したということですが、朝、複数のオフィスが入る大阪市のビルでは、停電により自動扉が開かなくなり人だかりができていました。 (出勤してきた人)「会社の人もまだみんな中に入れていなくて、ここでたむろしている状態」 災害は突然来ます。そんなときのために、自宅や寝室などにどのようなものを備えておけばよいのでしょうか。
◆防災のプロの自宅を訪ねた
(水口健さん)「今まで822の製品を審査してきました」 命を守る防災グッズの数々。よく見ると、グッズには推奨品マークがついています。これは一般社団法人「防災安全協会」が認めた印です。認定しているのは防災安全協会・事務局長の水口健さんです。 あらゆる防災グッズを認定してきた防災の専門家は、自宅にどんな防災グッズを置いているのでしょうか?取材班は水口さんの自宅を訪れました。 水口さんは都内のマンションで5人暮らし。棚には転倒防止のつっかえ棒が設置されていました。それでも100%ではないので、寝室には背の高い棚を置かないようにしているといいます。