特急「はるか」で外国人客向け無料公衆無線LAN開始へ。JR西の列車で初
JR西日本は25日、特急「はるか」車内で、12月1日から訪日外国人客専用の無料公衆無線LANサービスを開始すると発表した。同社の列車で、このサービスは初めて。同日から順次「はるか」全車両に設置されていく。
事前に専用サイトで利用登録。京都駅ビルなどでも手続き可能
このサービスは、訪日する外国人客の日本国内におけるインターネット接続環境へのニーズに応えるために行われるという。すでに同社の駅や駅ビルなどでこのサービスは展開されているが「空港に直結し、関西の窓口である車両でも同じサービスを提供することになった」と同社広報担当者は話す。 担当者によると、同サービスの名称は「JR-WEST_FREE_Wi-Fi」。利用したい場合は、事前に専用サイトから申し込んで、アクセスキーをもらえる仕組みとなっている。サービス提供車両で、専用のSSID「JR-WEST_FREE_Wi-Fi」を選択。ログイン画面(日・英・中・韓4か国語)にゲストコードを入力すると、無料で接続されるという。 また、事前に取得していない場合は、京都駅ビル・大阪ステーションシティ・天王寺ミオのインフォメーション。関西空港の第1ターミナルビル1F インフォメーションなどでゲストコードを渡すこともできるという。 対象車両は特急「はるか」全車両(63両)で、担当者は「来年7月末までに順次取り付けていき整備が完了する予定」などと話している。