17年ぶり復活! トヨタ新型「ラージSUV」 全長5m級ビッグな“ワゴンSUV”「クラウン エステート」どんな人が買う?
「その名はクラウン・シグニア」アメリカでクラウンエステートが発表!日本での反響は?
日本で2024年央以降の発売が予定とされている16代目クラウン4車種の最後を飾るモデル、ステーションワゴンの「クラウンエステート」の発売が近づいています。 そんななか2024年6月6日、一足先にアメリカで「クラウンシグニア(日本のクラウンエステート)」の詳細が更新されました。 北米トヨタはクラウンシグニアの今夏発売を正式発表しています。 【画像】超カッコイイ!”17年ぶり復活”のトヨタ「新型ラージSUV」の画像を見る(82枚)
2022年に16代目クラウンシリーズとして登場した「クラウンクロスオーバー」「クラウンスポーツ」「クラウンセダン」「クラウンエステート」。 2024年6月時点で発売はエステートを残すのみとなっています。 そうしたなかで、北米ではクラウンエステートをクラウンシグニアとして展開することを明かしています。 クラウンシグニアのボディサイズは全長4930mm×全幅1880mm×全高1620mm、ホイールベースは2850mmとなっており、公開されているクラウンエステートの開発目標値とまったく同じであり、乗車定員も同じく5人です。 アメリカではステーションワゴンをエステートと呼ぶ習慣がないため、固有の名前をつけたと思われます。ちなみに「シグニア」には「記章/勲章」といった意味があります。 クラウンシグニアの最低地上高はクラウンクロスオーバーやクラウンスポーツよりも高い6.7インチ(約170mm)を確保。 運転席のヒップポイントは25.8インチ(約655mm)と、クラウンクロスオーバーよりも20mmほど高い着座位となることから、クラウンエステートはシリーズのなかでもっとも運転見晴らしがよいモデルとなりそうです。 なお、後席を倒した際の荷物長は6.5フィート(1981mm)とされています。 日本仕様との外観の違いは、保安部品の形状やホイールデザインなどの細部が異なるほか、クラウンの象徴となる王冠のエンブレムがトヨタマークとなっているくらいで、大きな違いは見当たりません。 グレードは「XLE」と「リミテッド」の2種類で、パワートレインはどちらにもシステム出力240hpの2.5Lハイブリッドエンジン+モーター式AWDシステムが搭載され、駆動バッテリーはクラウンクロスオーバーと同じ5.0Ahのニッケル水素電池です。 日本ではプラグインハイブリッドモデルの発売も予告されていますが、現時点でクラウンシグニアのラインナップはハイブリッドモデルのみにとどまるようです。 「XLE」グレードの内装は、シートヒーターおよびベンチレーション機能付きのレザー表皮の8ウェイ電動シートと、12.3インチタッチスクリーン式のインフォテインメントシステムが備わり、クライメートコントロールやカスタム可能な3つの走行モードも備わります。 上位グレードとなる「リミテッド」には、さらにダークグレー・メタリックの21インチアルミホイールや固定ガラスパノラマルーフ、デジタルリアビューミラーやJBLプレミアムオーディオシステム(11スピーカー)などが追加されるとのことです。 そのほかフロントウィンドウに加え、全車の前席サイドウィンドウにも防音ガラスが使用される模様です。 ただし以上の情報は、あくまで米国販売モデルの内容であるため、日本仕様とは細かな違いが設けられる場合もあります。