10月にも着られる「染めの単衣(ひとえ)の着物」秋の趣を感じるエレガント&ポップな着物コーデ
慣習上は、6月と9月に着るものとされてきたひとえの着物。近年は気候の変化により、袷の時季とされてきた10月でもひとえが心地よい日も。季節外れに見せない、秋の趣を感じさせる染めの着物の着こなしをご紹介します。
東洋蘭と唐花の織り模様が浮かぶエレガントな色無地
通常の生糸よりやや細くコシがある純国産絹のブランドシルク「又昔(またむかし)」を使った色無地。地紋は季節を問わない東洋蘭と唐草で、袷(あわせ)にもひとえにもおすすめ。爽やかな手触りの手織りの櫛織地に、手刺繡でオリエンタルな柄を表した袋帯で。 着物/伊と幸 帯/きもの百科イトカワ 製作/貴久樹 帯〆/渡敬 帯あげ/さんび[荒川] バッグ /アスプレイ[アスプレイ 日本橋髙島屋]
カラフルな水玉模様が愛らしい小紋
水玉模様を色とりどりに水彩画のような表現で染めた小紋です。明るくポップな雰囲気が魅力的。抽象柄で多色使いの着物なので、帯合わせもしやすい1枚です。菱模様を織り出したなごや帯を合わせました。 着物と帯/ヒビコレ 日本橋丸上[花想容] 帯〆と帯あげ/衿秀 バッグ/山﨑 撮影=水田 学(NOSTY)[人物] ヘア&メイク=光倉カオル(ダイナミック) 着付け=石山美津江 モデル=立野リカ 撮影協力=ACホテル・バイ・マリオット東京銀座 編集=棚町敦子 構成・文=笹川茂実 ※商品のお問い合わせはご遠慮ください。