「ありえない!」18年ぶり奇跡の復活、名作ゲーム『大神』続編発表に海外配信者らが浮かべた涙
「震えが止まらない!」胸高ぶらせる配信者たち
はたして彼女の予想は当たっていた。純白のオオカミのような姿が大写しになり、その背中に「神器」と呼ばれる炎の輪が燃えさかると、PS2向けタイトル『大神』の続編ティザーであることが明らかに。 オオカミの姿をした主人公で太陽神のアマテラスが地平線へと駆けてゆき、BGMはいつしか、18年前にゲーム曲として別格のクオリティと称えられた『太陽は昇る』に移り変わる。 ティザー動画を硬い表情で見守っていたが、エヴレイ氏は、背中の神器を目にしたその瞬間にすべてを悟ったようだ。息を吸いながら口をあんぐりと開け、驚愕から笑顔へと複雑に顔を変化させながら「ハハーッ」と言葉にならない声を上げる。愛おしげな笑みをたたえて画面を見つめながら口元を両手で押さえ、むせかえりそうになりながら目を潤ませた。 「震えが止まらない、小さい頃にずっとやってたの!」と叫ぶように続けたエヴレイ氏は、本題のゲーム・オブ・ザ・イヤーの発表に進行が移ったあとも、しばし『大神』愛を語る。 同時刻、ポルトガル・リスボンから生配信していた配信者のフィッシュ氏は、当初は『ゴースト・オブ・ヨウテイ』の最新予告動画と思ったようだ。だが、アマテラスの姿を目にした途端、画面を凝視し胸に両手を当てたまま「大神、大神、大神!!」と連呼する。 勇壮なBGMが響くなか、「えっ、えっ!?」と混乱し、天井を仰ぎ、鼻をすすり涙を拭いながら「こんなに何年も経って!?」と笑顔が止まらない。
諦めていた続編がついに…
数あるリアクション動画のなかでもひときわ話題となったのは、配信者でコスプレイヤーのスキッジ氏だ。食い入るように動画を観ていた彼女は、アマテラスが映し出された瞬間、目を見開き口を大きく開けて驚愕する。 「もしや……」といった表情で大神にいち早く気づいた彼女だが、『太陽は昇る』に合わせて神器がアマテラスの背に結ばれると、確信に変わったようだ。のけぞり、両手で口を覆いながら、両目だけは画面に釘付けだ。 声もなく、目元も口元も泣きそうなほど歪ませながら、ただただ感極まった表情を浮かべ身体を震わせる。ゲームプレイを象徴する丸印が筆で描かれると、幼い日のプレイの思い出が一度に蘇ったのだろう。身を乗り出し、泣きそうな目をしながら、あごが外れるのではないかというほど口を全開にする。 しばしば配信者画面に流れるコメントを追い、ファンと驚きを共有した彼女は、そのまま額に手を当て、こみ上げる喜びを噛みしめた。動画終盤、既存作のディレクションを担った神谷英樹氏の続投が明らかになると、スキッジ氏は両手をぶんぶんと回して喜びを表現する。