ファンタジー風の世界でティーショップを経営するゲーム『Wanderstop』が2024年にリリースへ。リラックスした作品かと思えば、トレーラーでは主人公が思い悩む不穏な場面も
「Summer Game Fest 2024」にて、ファンタジー風の世界でティーショップを経営するゲーム『Wanderstop』を2024年にリリースすると伝えた。パブリッシャーは: Annapurna Interactiveとなっている。 『Wanderstop』画像・動画ギャラリー 本作は主人公がお茶を通して成長していく、物語中心型のリラックスできるゲームと銘打たれている。主人公は力を失った戦士「アルタ」で、魔法の森にあるティーハウスを仕切り、店に来るお客たちにお茶を出すことがゲームプレイの基本となるようだ。 しかしトレイラーでの不穏なシーンからもわかるように、何やら彼女のトラウマか葛藤を描く要素もある模様。Steamのストアページでは、「それはアルタの本意ではありません。彼女の望みが叶いさえすれば、ティーハウスなど束の間の苦い思い出となるだけです」、あるいは以下のように意味深な紹介がされている。 だからこそ、アルタは店に留まることを望んでおらず、運営に成功するはずもありません。今の彼女は本当の彼女ではない。そう、アルタは戦士なのです!かつては右に出る者のいなかった世界最強の戦士が、なぜ従順な奉仕者にならなくてはいけないのか。いいえ、アルタにそんなつもりはない…ありえない話なのです…。 Steamストアページより なお本作の開発陣は、Ivy RoadのDavy Wreden氏(『The Stanley Parable』と『The Beginner’s Guide』のクリエイター)、Karla Zimonja氏(『Gone Home』と『Tacoma』の共同クリエイター)、Daniel “C418” Rosenfeld氏(『Minecraft』の音楽担当)となっており、やはり本作には何かしらの仕掛けがありそうだ。 ゲームプレイの中心はティーハウスの運営で、お茶の材料を栽培して収穫、不思議な製法で材料を配合してお茶を淹れることを繰り返していく。店に来るキャラクターにあうお茶を淹れていこう。このほか休憩時間には店の掃除をしたり、模様替えをしたり、ただベンチに座ってお茶を飲むことも可能だ。
電ファミニコゲーマー:りつこ
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